ガーリックソースかおろしポン酢かオリーブオイルか歌合戦


 

夜勤明けの芋焼酎

私の経験では悪夢から覚めて10分もまどろんでいると鮮明に見たはずのイメージを綺麗さっぱり忘れてしまいます。
5分を過ぎると概略しか思い出せない。
ハッと飛び起きたら時間との戦いです。枕元にメモを用意しておきましょう。
寝起きのしょぼついた目で書き取りがしんどいという場合は
スマホのボイスメモを使う方法もあります。USBメモリタイプのボイスレコーダーでもいいです。鮮度がいい間に夢を洗いざらい記録します。メインストーリーが保存できなくても悔やまないでください。断片でも構いません。あなたがどんな体験をしたのか、どんなことを考えたのか。それが重要なのです。
ここまで書いた時、窓の外がまばゆく光った。何だと思って外に出てみると街に円盤の影が落ちていた。
「フゥーハハハ。我々は小説星人だ、小説星から地球の出版社を征服するためにやって来た。大人しく降伏するのだ!」
「なっ!?」
私は呆気に取られた。
確かに小説の星なら侵略者が現れてもおかしくないけど……。
「そんなバカな! 小説の星は実在したのか!?」
「そうだとも! 我々は君の小説を読んだぞ! 素晴らしい作品だった!」
「…………」 

 

お刺身はおいしいかな

私は複雑な気持ちになった。
自分が生み出した物語が現実に現れたというのは嬉しいような恥ずかしいような……そしてちょっとだけ誇らしい。だけど私には今の生活があるし、侵略なんてされてたまるかってんだ!「小説星人よ! お前たちの好き勝手にさせるかぁーッ!!」
「フゥーハハ。ならば我々と戦うというのだな?」
「ああ、やってやるぜ!」
私はペンを構えた。
「待ってくれ!」
すると背後から声が上がった。振り返るとそこには黒縁メガネをかけた少年がいた。彼は右手を前に突き出して叫んだ。
「僕に任せてくれ!」
「えっ? 君は誰だい?」
「僕は小説家志望の男子高校生だよ。よろしくね」
「あ、はい。こちらこそ」
私たちは握手を交わした。「よし、それじゃあ行くぞ!」
私は原稿用紙を取り出した。
「いくぞぉー! フゥーハハァー!」
「うおおおおおおっ!」
こうして私たちの戦いが始まったのである!
「どうもこんにちは、作者の山田太郎です。今回は『小説家になろう』さん主催の第3回ネット小説大賞に参加させていただくことになりました。 

 

あばよ納得のボリュームランチ

皆さんのお陰でなんとか完結まで漕ぎ着けることができました。ありがとうございます! しかし本作はこれで終わりではありません。続編の構想はすでにあります。またどこかでお会いできるといいですね! それでは次回をお楽しみに~!」
「うるさい!我々に無断で執筆などさせん。地球の出版はすべて我々小説星人が管理するのだ!」

「そうはいかんぞ!」
「フゥーハハ! 地球人どもめ、よく聞け! 小説星では小説を書くことは神への冒涜なのだ! 小説を書いている奴は全員死刑にする!」
「なんだと!?」
「小説星の法律によるとな、小説を書きたいと思った者は即刻首を吊れと書かれているのだ!」
「なんという恐ろしい法だろう!」
「フゥーハハ! さあ、貴様らも小説を書くのをやめるのだ! さもないと死刑になるぞ!」
「それはできない相談だな」
「何故だ?」
「なぜなら俺は小説が大好きだからだ!」
「フゥーハハ! 愚かな奴らめ! ならば死ねぇー!」
「ぐわあああっ!」
「ダメだ!もう打つ手はないのか!?」
その時だった。「そこまでだ!」
どこからか声が聞こえてきた。
「何者だ!?」 

 

ハニーマスタードよおまえもか

「地球を守る正義の使者・仮面ライダーZOだ!」
「仮面ライダァ―――!」
「なにぃ!?」
「俺が来たからにはもう大丈夫だ」
「頼もしいな!」
「任せておけ。お前たちは下がっていろ。さて、覚悟はいいかな?」
「ふんっ! この小説星人に勝てると思っているのか!」
「当然だとも。お前たちのような悪を倒すために作られた存在だからな」
「ぬかせぇ! 行け!我が下僕どもよ!」
「キィーッ!」
「ワオーンッ!」
「グルルゥッ!」
「ガォオオンッ!」
「なにっ!? こんなにも多くの敵が!?」
「ふっ。驚いているようだな。だがまだまだたくさん出てくるぞ!」
「なんてことだ……」
「どうした? 降参するか?」
「誰がするものか! 俺はまだ書き足りないんだ! 書くのを止めたら死んでしまう!」
「その通り!小説星人だって同じはずだ!」
「フゥーハハ! 馬鹿め。確かにそうだ。だが我々は死ぬことはない。なぜなら小説星は永遠の命を持っているからだ」
「なんだって!?」
「我々小説星人は小説を書いていれば生きられるのだ!」
「そんなこと許されるはずがない!」
「許されなくても構わない。それが我々の使命なのだ!」 

 

出前ヒーローゼロゼロマンあらわる

「くそっ! なら俺たちはどうすればいいんだ!」
「フゥーハハ! 諦めろ! 貴様らはここで小説を書かずに生きる運命にあるのだ!」
「そんな……!」
「さぁ、どうする? 大人しく投降するのか?それとも戦うのか?」
「……………………分かった」
「なに?」
「お前たちの勝ちだ。抵抗はしない。ただし、俺の書いた小説だけは奪わないでくれ。あれは俺の命そのものなんだ。頼む!」
「フゥーハハ! 面白い。ならば条件をつけよう。我々は君たちに危害を加えない。その代わり、君たちが書いた小説は我々が管理する。それでどうかな?」
「ああ、わかった。約束しよう」
「よろしい。ならば我々は退散するとしよう。さらばだ」
こうして小説星人たちは去って行った。残されたのは私と少年だけだった。
私たちは肩を寄せ合った。「これからどうなるのかなぁ」
「わからない。だけど、きっとなんとかなるさ。僕らの小説は永遠に残るのだから」
「そうか……。そうだよね」
私はペンを手に取った。
「それじゃあ続きを書くとするかね!」
「うん!」
こうして私たちの物語は続いていくのである。
「皆さんこんにちは、作者の山田太郎です。 

 

インドさざえの大逆転

今回は『小説家になろう』さん主催の第3回ネット小説大賞に参加させていただくことになりました。皆さんのお陰でなんとか完結まで漕ぎ着けることができました。ありがとうございます! しかし本作はこれで終わりではありません。続編の構想はすでにあります。またどこかでお会いできるといいですね! それでは次回をお楽しみに~!」
「うるさい!我々に無断で執筆などさせん。地球の出版はすべて我々小説星人が管理するのだ!」
「そうはいかんぞ!」
「フゥーハハ! 地球人どもめ、よく聞け! 小説星では小説を書くことは神への冒涜なのだ! 小説を書いている奴は全員死刑にする!」
「なんだと!?」
「小説星の法律によるとな、小説を書きたいと思った者は即刻首を吊れと書かれているのだ!」
「なんという恐ろしい法だろう!」
「フゥーハハ! さあ、貴様らも小説を書くのをやめるのだ! さもないと死刑になるぞ!」
「それはできない相談だな」
「何故だ?」
「なぜなら俺は小説が大好きだからだ!」
「フゥーハハ! 愚かな奴らめ! ならば死ねぇー!」
「ぐわああっ!」
「ダメだ!もう打つ手はないのか!?」
その時だった。「そこまでだ!」 

 

めくるめく夢のゴザ世界!

どこからか声が聞こえてきた。
「何者だ!?」
「地球を守る正義の使者・仮面ライダーZOだ!」
「仮面ライダァ――!」
「なにぃ!?」
「俺が来たからにはもう大丈夫だ」
ループは続くよどこまでも。
おわり。あとがき お読みいただきありがとうございました! いかがだったでしょうか? 楽しんでいただけたなら幸いです。
本作を気に入ってくれた方はぜひ他の作品も読んでみてください! 評価や感想、レビューなどを頂けると作者はとても喜びます。
よろしくお願いします。