緋弾のアリア ―瑠璃神に愛されし武偵―


 

弾籠め 人物紹介

 
前書き
葵 「はじめまして・・・・。私は霧島(きりしま)(あおい)って言います。要は作者の分身みたいなものと思ってください。後々、私も本編参入はしますけどね。今回と次回はオリキャラの紹介回です。それはどーぞ!」 

 
主人公

名前:水無瀬 凪優(みなせ なゆ)

年齢:17

誕生日:4月2日

身長:168cm

体重:52kg

所属:東京武偵高校2年A組(物語開始時)

所属学科:強襲科(メイン、RankA)
     情報科(掛け持ち RankA)
     衛生科・狙撃科(自由履修)

携行武器:MATEBA(マテバ) Modello(モデロ) 6 (セイ)Unica(ウニカ)
     トーラス ジャッジ M513 ジャッジマグナム
     ウルティマラティオ(PGM)ヘカートⅡ
     フォールディングナイフ×2
     小太刀×2
     長太刀×2
     色金定女(イロカネサダメ)(日本刀/長太刀)
     ダガーナイフ(投擲用・複数所持)
     ワイヤー

愛車  :トヨタFT86
カワサキZZR1400(2008年仕様)

説明:銀髪セミロングで紅色の瞳が特徴。
   スタイルは標準より少し良い(本人談)
   人付き合いもそんなに悪いほどではない。ぶっちゃけいえば「特筆することないフツー」。
   戦闘時は状況判断次第で臨機応変に対応できるオールラウンダーで大体が平凡。
   そんな彼女だが、記憶力がずば抜けて良く、対象を一度(それも一瞬)見ただけで、完璧に再現可能。
   技のクオリティも本家と差異は全くない。   
   情報戦でもその記憶力・完全再生能力を遺憾なく発揮する。

   その為、武偵高校入学前は各地を転々と回って技を習得していた。
   無論、両親の方針である。
   修行地のひとつに「間宮家」もあった為、間宮あかり・ののか姉妹とも仲が良い。

   それもあってか、イ・ウーにスカウトされ、所属する事となる。
   イ・ウー活動時の序列はNo.3。(知らぬ間にNo.2に昇格)
   イ・ウー活動時の二つ名は「魔術師」,「氷天(ひてん)の魔女」。
   そして、研鑽派(ダイオ)の党首も周囲からの強い要望と満場一致で務めることになる。
   武偵としての二つ名は「凍て付く一刀(アイスエイジ)

   瑠璃色金の適応者で「心結び」をしているが、色金に取り込まれていない唯一の成功例。
   (瑠璃神曰く、「よく解らないけれど凄く安心するから。取り込むなんて真似は絶対嫌。」)


瑠璃神の能力を借りることで身体能力等を向上させることができる。

第1段階
髪の色が瑠璃色に変化する。
自身の身体能力のみ向上させる。
超能力は自身の治癒に使う程度。

第2段階
髪が瑠璃色に変化し、唐棣色(はねずいろ)の瞳に変化する。
ついでに髪の長さもロングになる。
身体能力の他、瑠璃の能力を最大限に引き出すことができる。

第2.5段階
第2段階の容姿で髪型が一部三つ編みになっている。
主人格は凪優。
第2段階よりも能力が強い。
この段階の時に七叉槍が使える。
その反面、限度を超えるとぶっ倒れる。
なので長く持たせるためにペース配分が必要。

第3段階
第2.5段階と容姿は変わらない。
違いは主人格が瑠璃となっている事。
感情が昂ぶると緋緋神の性格に近しいものになる。

術式兵装・(プロ・アルマティオーネ・)“氷の女王”(クリュスタリネー・パシレイア)

自身の持つ能力(氷を操る=ジャンヌと同系統)の最終形態。
広域殲滅魔法である「千年氷華(アントス・パゲトゥ・キリオン・エトーン)」を発動遅延術式(解放・固定)を組み合わせて発動させた後、自身の体内で技の威力を巡らせるようにさせる(掌握する)事によって完成する形態。
発動時に周囲数キロに自らの氷圏を展開させ、支配圏に置く事ができる。
その範囲内であれば、上級レベル以下の氷属性の技を無詠唱かつ、無制限で発動させることができる。
瑠璃の能力は治癒力と体内での技の維持に使う程度なので、第2.5段階に比べ、燃費はいい。
大体は「魔法先生ネギま」に登場するエヴァジェリン・A・K・マクダウェルと同様。

瑠璃神

緋緋色金・瑠瑠色金・璃璃色金に続く瑠璃色金に宿る意志。
緋緋神・瑠瑠神・璃璃神に続く4人目の色金姉妹。続柄的には璃璃神の妹。
普段は瑠璃色金の欠片が埋め込まれたネックレスに宿る。
スタンス的には緋緋神よりだが、平和主義。
性格は超のつくほど人見知り。(緋緋神曰く、「人嫌いじゃないのが可笑しい」)
心を開いた人間にはすごく甘える甘えん坊。
時より台詞の中に顔文字を入れることもある。
そんな彼女だが、戦闘中に感情が昂ぶると緋緋神っぽくなることもある。

器となる人間との適応条件は「瑠璃神自身が心を開ける人間である事」のただ一つ。
しかし、前述の性格から主人公以外での適応者は誰一人いない。
瑠璃神の適応者候補はこれまでに主人公以外にもいたが、全員が「条件不一致」であった。
その結果、その候補者全員は精神崩壊を起こし直ぐに死亡した。
故に「瑠璃巫女」が存在せず、主人公が史上初の「瑠璃巫女」となった。


 
 

 
後書き
お読みありがとうございます。
次回も人物紹介です。 

 

再装填 人物紹介Ⅱ

 
前書き
結衣 「やっと私達の出番か・・・・!」
翡翠 「ああ。ようやくだな・・・・!」


と、言うわけで、オリキャラ3名の紹介です。 

 
NAME 姫神 結衣(ひめがみ ゆい)
AGE 16(初登場時)
身長 164cm
体重 47kg
3Size 73-56-79

所属:東京武偵高校2年A組(初登場時)
所属学科:強襲科(RankA)

携行武器:S&W PC M686 Plus
     日本刀(長刀×2,小太刀×4)
     金属矢(投擲用)

愛車:ヤマハ・FJR1300AS(2008年仕様)


容姿 茶髪(ロング・アホ毛装備)で碧眼。
   貧乳。(発言したら、逆鱗に触れる)



説明:初登場第010弾「編入生と本気とついでにバスジャック」
   性格は天真爛漫そのもの。少し・・・・・かなりの天然入り。
   故にチームメイトから「バカ」認定を受けている。
   だけど、戦闘になればそれが嘘のように無くなる。
   (作戦は猪突猛進の脳筋系が多いけど)

   イ・ウー所属(現役)の炎を操る超偵。
   イ・ウーでの二つ名は「紅蓮の魔女」。本人はノリノリで名乗っていた。
   武偵としての二つ名は「焔の旋刃(イクスプロージョン)」
 
   あと、イ・ウー内で「魔女連合」なるものを結成した張本人である。


イ・ウー時代のエピソード

① 情報を持っている人物に情報を吐かせるために尋問したところ、何故かお相手はトラウマ付きの精神崩壊起こしてた。
 (その後、全員総出で相手のトラウマを治した。)

② ちょっとしたいざこざで喧嘩になったところ、そのフィールドがほぼ焼け野原に。
  多額の賠償請求が来たため、会計監査担当・桐ヶ谷瑞穂に凪優が怒られた。


翡翠

容姿:翡翠色のロングヘアー(サイドテール)、紅い瞳

初登場は「第010弾 編入生と本気とついでにバスジャック」
後に結衣と共にまえがき担当になる。(主に出番そこだけ)

色金に宿る神の眷属の1人。
自身の御神体は日本・新潟県糸魚川の姫川流域にあると言われている。
瑠璃神の直属の眷属で瑠璃を「瑠璃姉様」と呼び、慕う。
故に瑠璃神に仇を成す者には容赦なし。

相棒である結衣の天真爛漫さに手を焼いている時もあり、基本的に抑制役である。
しかし、「結衣以外の相棒はそうそう簡単に居ない」という程信頼している。

翡翠の能力を使う者は容姿が翡翠と同じく、翡翠色の髪に紅い瞳に変化する。

基本は相棒である結衣が身に付けている翡翠のチョーカーに宿っている。
実体化して戦闘することが可能でその際は風属性の能力を駆使しつつ、接近戦多様のインファイター。
(だが、誰も遠距離攻撃に弱いとは言っていない)
但し、実体化して戦闘する際に能力を多く消費するため、長時間の先頭には不向き。
(出来ない事はないが、能力の強さは普段と比べ劣化する。)



霧島 葵(きりしま あおい)

身長:157cm
体重 36kg


東京武偵高 2年A組所属
所属学科:情報科・強襲科・救護科(Rank A)

携行武器:トーラス・レイジングブルModel 444 (Ultralite)
     日本刀(長×2・小×4)

超能力:有り(水系能力)

愛車:ホンダ CBR1100XX スーパーブラックバード

容姿:緑でぼさぼさの髪に銀色でぱっちり目

初登場は「第019弾 もうひとつのはじまりは戦姉妹試験勝負」のあとがき。
本編初登場は「第022弾 自分の実力を知るには先ずは自分の身体から」。

性格は「優しい」。
ツンデレ娘の扱いも何のその。
偶に「オカン」とか言われることも。
その際は「誰がオカンだって・・・・?」とツッこむ。
弄りすぎると逆鱗に触れ、水没させられるので要注意。

腰のあたりを触られるのが物凄く弱い。
少し触られただけで一気に崩れるほど。
故に理子あたりはかなりの頻度で制裁されている。

主人公(凪優)とはイ・ウー時代からの顔見知り。
カツェの一番弟子(自称)で「魔女連隊」でもカツェの秘書的存在。
イヴィリタさんからも「カツェの世話ヨロシク!」と言われている。 
 

 
後書き
次回の人物紹介は成人’Sの予定。

設定が出来次第、掲載したいと思います。

ではではっ! 

 

第001射 初接触(ファーストコンタクト)、乗能(チカラ)と超能(チカラ) Side_Nayu

 
前書き
今回から特別編をお送りいたします。
なので、本編のようなまえがき・あとがきはお休みです。

希望光さんの『緋弾のアリア~Side Shuya~』とのクロスオーバーです。
クロスオーバーを了承してくださった希望光さんありがとうございます。

時系列的には原作1巻と2巻の間くらいです。

コラボ元の作品はこちら→https://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~24009 

 
武偵殺しと水蜜桃・夾竹桃(鈴木姉妹)の一件が終わって数日後の昼休み。
私・水無瀬凪優は相棒の三嶋花梨(瑠璃神)・友人でパートナーの峰・理子・リュパン4世、遠山キンジ、神崎・H・アリア、腐れ縁の姫神結衣とその相棒である椎名翠(翡翠)と共に昼食を摂っていた。
こういう場面を過ごしていると「私にもやっと日常が戻ってきた!」と強く実感できる。
「いや・・・なゆなゆの場合、自業自得だと思うよ。無茶するから入院が長引く結果になったんでしょ。そうブラド(お父様)も言ってたじゃん」
理子が今食べようとしていたベーグルサンド片手に呆れ顔でツッコんだ。
「うっさい、理子。アンタと言いブラドと言い、アンタ達は私のオカンか何かか?」
理子のツッコミが余りにもぐぅ正論だったのでちょっと反論する私。
「・・・だったら、無茶せずに気をつければいいじゃん。・・・・あ、ミナの出汁巻き貰いっと」
それを私が一番言われたくない相手・結衣に言われる。
私が大層悔しがっている隙に私のお弁当箱から出汁巻きを奪い、それを食べてしまう結衣。
「なっ・・・・あーっ、それ、私の会心出来だったから最後までとっておいたのにぃ・・・・」
出汁巻きを結衣に奪われたのに気付いた私は結衣の胸倉掴んで思いっきりシェイクした。
「残しとくミナが悪いんだよ・・・・」
シェイクされててもフツーに反論する結衣。
「むぅ・・・・・。じゃあ、ヒメの弁当、明日から作んないから」
ここまで結衣にぐぅ正論をぶつけられて不服な私は結衣の明日の弁当を盾に脅迫する。
因みに『ヒメ』とは結衣の渾名である。
「んなっ・・・・ちょっと、それ卑怯じゃないの!?」
私に弁当を盾に脅迫された結衣は私に喰いかかってきた。
「うっさい。食い物の恨みは恐ろしいの!」
私は結衣の反論をその言葉で片付けた。
それを聞いた結衣は(;^ν^)ぐぬぬ…とした表情だ。
「あ・・・・これ、まーた始まんのかな、キーくん、アリアん、るーりん、みーたん」
それを見ていた理子は何かを察し、呆れ顔で呟いた。
「俺が知るか。つか、俺に振るんじぇねぇ」
面倒事になる事間違いなしなので関わる事自体拒否のキンジ。
「良くもまぁ、飽きずに同じ展開になるわよね(モグモグ」
自分のお弁当(重箱)を食べながら完全に他人事のアリア。
「凪優は偶にてんで幼稚になる時があるしなぁ・・・・」
呆れたように自分の相棒を見ている花梨。
「で、結衣も似た様なところあるからなぁ・・・・・」
花梨と同じく呆れたように自分の相棒をみている翠。
案の定、私と結衣、2人の口論は取っ組み合いの喧嘩に発展していた。
理子達も、そして教室にいた皆までもが、「あぁ・・・また始まったか」という視線で喧嘩を見守っていた。
だが、これ以上長引くと私と結衣の能力で教室が壊滅しかねないので・・・・・
「「「「理子、頼んだ(わよ)」」」」
毎度、結衣と私のケンカ抑止役の理子にアリア達は頼んだ。
「ハイハイ、やっぱり理子の出番ですか・・・・。『来れ雷精(ウェニアント・スピーリトゥス・)風の精(アェリアーレス・フルグリエンテース)!! 雷を纏いて(クム・フルグラティオーニ・)吹きすさべ(フレット・テンペスタース・)南洋の嵐(アウストリーナ) 雷の暴風(ヨウィス・テンペスタース・フルグリエンス)』」
理子は溜息をついて呆れながらも始動キーなしで高威力の技を発動させた。
雷を纏った暴風が喧嘩中の2人を襲ったので、そこで喧嘩は終了となった。
尚、これが毎日の日課となりかけているのでクラスメイトは誰も気に留めていなかった。
いやぁ、慣れって・・・・・怖いよね。
そして、なんと技をまともに喰らったあの二人は無傷だった。これも慣れによる賜物なのだろうか・・・・・。
そして、教室もまた無傷だった。どんだけ対策が施されているのであろうか・・・・・。
「んで、なゆなゆは昼からどうすんの?」
先ほどの騒動が何も無かったかのように私に尋ねる理子。
「え?まぁ、フツーに最初に情報科(インフォルマ)に顔出してそれから強襲科(アサルト)かな」
私も先程の事が無かったかの様に答えた。
「へぇ・・・そーなんだ(モグモグ」
自分のお弁当のハンバーグを食べながら相槌を打つ理子。
その時、放送が鳴った。
「水無瀬・姫神・樋熊・沖田・土方。以上の5名は今から3分以内に教務科(マスターズ)に来い。来なかったり遅れたらぶち殺したるからな!(ブツン」
めっちゃどストレートな呼び出しである。
あの声は蘭豹か・・・・。何かあったのか?
「ブチ殺されたらたまったもんじゃないし、行くか・・・・」
「そだね。ミナ」
私が移動の為に立ち上がるとそれに同意した結衣も立ち上がる。
「んじゃ、私は精神体に戻るね、凪優」
「私も精神体に戻るからな、結衣」
花梨と翠は普段の精神体と呼ばれる姿に変化した。
これにより、花梨と翠の姿は私と結衣以外からは認識されなくなった。
ひゅぱんっ
花梨と翠の姿の変化後、私とヒメは瞬間移動で蘭豹の下へ急いだ。
瞬間移動で教務科の前に到着し、ドアを開けて中に入る。
所要時間は2~3秒ってところかな。うん。
「おう、お前ら来たか」
そう言って私達を迎えたのは呼び出し主の強襲科主任教諭の蘭豹先生だ。
「もう、驚かないんですね・・・・」
平然としている蘭豹に皮肉を言う私。
「そりゃ、毎回そう来るから大体予想できるわ。教師舐めんな」
それをこれまた平然と返す蘭豹。
「別に舐めてないですけどね・・・・・。あ、マキ久し振りね」
私はそれを苦笑いで返し、蘭豹の横に居た同年齢くらいの少女に声を掛ける。
彼女の名は大岡(おおおか)茉稀(まき)
元々は東京武偵高に所属していて、私とPTを組んでいた。
が、ロンドン武偵局に招集の際にスカウトされてそのまま今はロンドン武偵局に所属している。
今でもイ・ウー関連等でロンドン方面に赴く際は私とPTを組んでいる。
「凪優ちゃん、久し振り」
マキの方も私に気付いて手を振って返してくれた。
「まさかとは思うけれど、日本(こっち)に来た理由ってロンドン(むこう)で何かあったから?」
マキは大体がロンドンに居るはず。
だから、日本に来たのは理由があると踏んだ私はマキにそれとなく尋ねてみた。
「あはは・・・・やっぱり鋭いね、凪優は。正確には休暇中にロンドン(むこう)から連絡(依頼)があったんだけどね」
マキは私に言い当てられ、苦笑いしつつも自分が此処に来た理由を明かした。
「そっか・・・。休暇中に災難だったね」
私はそれから暫くマキと雑談に花を咲かせていた。
私がマキと話しているのを見てて不思議に思った結衣は私に質問する。
「ねぇ、ミナ、あの娘と随分仲良いみたいだけど、知り合い?」
「あー、まー、そんなところかな。去年は此処で、その後は依頼でロンドン行ってた時に何回かPT組んでたりしてたし」
「そうなんだ。納得」
あっさり納得してもらえて良かった。掘り下げられたらどうしようかと焦ったわぁ・・・・・。
マジで結衣がバカで助かったwww
「で、そっちの娘は誰なの?見たところ友人っぽいけれど」
マキは自分が知らない女子と話しているのが不思議だったらしく、その女子生徒の事を私に尋ねた。
「あぁ・・・。マキは私がほぼ休学状態なイ・ウーメンバーだって知ってるわよね?」
コクンと頷くマキ。
「で、そのイ・ウー時代からの腐れ縁つーか、幼馴染かな?名前は姫神結衣っていうの」
「姫神結衣です。宜しくお願いしますね?大岡さん」
私の紹介に何時もとは打って変わって優等生モードで自己紹介する結衣。
「うん、宜しくね?姫神さん。あ、私の事はマキで良いから。あと、敬語もなくていいよ」
それを聞いたマキは右手を結衣に差し出す。
「わかり・・・わかったよ。改めて宜しくね、マキ。私の事も結衣とかヒメとか好きに呼んで?」
結衣はそう言ってマキと握手を交わす。
「りょーかい。これからも宜しくね!結衣」
これでああ見えて結構人見知りの結衣にも知り合いが増えた。良き事よ・・・・。
「で、後のメンバーは到着してるんですか?」
私は結衣とマキのやり取りをホンワカ見守りつつ、蘭豹にメンバーの到着状況を確認した。
「約1名を除いてもうすぐ来るやろ」
そう蘭豹が返した直後だった。
「「すいません。遅くなりました」」
2人の女子生徒が不意に入ってきた。
私とマキ、それに蘭豹は別に気に驚かなかったけど、ヒメはというと・・・・かなりビビってた。
昔から不意に弱いとはいえ、流石にないわ。
明らかにビビリ過ぎである。
確か鑑識科(レピア)の沖田さんと尋問科(ダギュラ)の土方さんだったな。
彼女達の専門学科の生徒とは情報科(インフォルマ)絡みで会う事も少なくはない。
だが、実を言うと正直面識無いんだよね。今が初対面。
沖田さんの方はなんというか・・・・裏舞台よりも表舞台向きな感じがする。
で、土方さんの方はなんというか・・・・レキと似た感じに思えるのよね。
どっちも、私の勘なんだけどね。
武器は・・・・・・刀系だな。これは確信に近いわ。
「・・・・?何か、私に御用でも?」
「ぅえ!?ううん。何でもないよ?」
「そう・・・・ですか?」
「うんうん、そうそう」
「焦ってる気がするのですが・・・・」
「別に。何もないから安心して?」
「そう・・・ですか」
うわぁ・・・・・妙に焦ったわ、今の。
変に推測立てて相手を不快にさせるのは良くないもんね。
「・・・で、蘭豹、あと一人は・・・?」
「教師を呼び捨てにすな!『先生』付けんか、アホユイ。ったく、アイツはどこで油売ってんだか・・・・」
「スイマセン。遅れ・・・・・(ゴッ)(スッx4)(ぱしっ)何すんだよ」
堂々と遅れてきた男子生徒は不機嫌そうに入室した。
と、同時に蘭豹が分厚いバインダー(殺傷力高)を投擲。
私達4人は被害を受けないようにそれを回避。
蘭豹は、このようなことが有ると毎回このオチなので私達は慣れている。
不機嫌そうに受け止め、蘭豹に反論する男子生徒。
「うっさいわ、アホォ。堂々と遅れおって」
「折角、人が―「遅れたらダメじゃん」・・・・マキもいたのかよ」
男子生徒は不機嫌さ全開で反論するも、マキによって遮られていた。
マキの事を下の名前でしかも呼び捨て。
唯の同級生では無さそうな気がする。
「・・・・?幼馴染か、何かなの、マキ」
「あー、うん。そんなところかな」
やっぱりそうだったか。
「なんで、『絶対零度』がいるんだ、こんな所に」
え、いきなり凄い二つ名が来たんですけど。
『絶対零度』言うからには氷系だよね。
まさかとは思うんだけど。
「え・・・?それって・・・私のこと・・・・?」
「ああ。お前、水無瀬だろ?A組の。結構有名な二つ名だぞ?」
こんな予想正解してほしくなかったな!
しかも、かなり有名なのかよ!
マジで初耳なんですけど。
「えっと、ソース元は誰なの・・・?」
予想出来るけど、一応首謀者聞いておくか。
「確か・・・・理子だった気がするが」
男子生徒は躊躇も無くあっさり答えた。
予想通りかよ。
だったら、少しO☆HA☆NA☆SHIが必要だね。
腕が鳴るわぁ。
「ふぅん。そっか。情報ありがとう。御免なさい、蘭豹先生、一瞬で終わる用事済ませてきますんで」
「お、おぉ・・・・早く行ってこい・・・・・」
ひゅぱんっ
私は取り敢えず、蘭豹に一言断りを入れて転移した。
転移先は勿論、理子の所ですよ。

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注釈:この間の出来事は後書きにあるオマケ参照でお願いします。by作者
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「お待たせしてすいません。終わりましたんで大丈夫ですよ」
「そ、そうか・・・・・」
「ねぇ、ミナ、理子にナニしたの?」
「え?ちょっとしたO☆HA☆NA☆SHIした後に凍てつく氷柩(ゲリドゥスカプルス)で閉じ込めてきた」
「容赦ないね。相変わらず」
「自業自得よ。まぁ、でも直ぐに脱出するでしょうけど」
「・・・そうなんだ」
「「「「「流石、『絶対零度』」」」」」
なんか、私以外の面々が呆れていた。
なんか、貶されてる気がする。
「で、蘭豹先生、私達を呼び出した理由は?」
話が脱線していたのを本筋に戻す私。
「おぉ・・・そうやった。大岡、説明せぇや」
「ロンドン武偵局から、『欧州を拠点とする犯罪集団が東京で脱走し、屯っているので拠点に乗り込んで、捕縛せよ』と、依頼がありました」
「またロンドン武偵局(そっち)絡みか。で、なんで俺達6人なんだ?アリアとかでもいいだろうに」
「・・・ねぇ、マキその依頼書貸してくれる?」
「あ、うん」
マキから依頼書を受け取って接触感応能力を使う(読む事にした)私。
「成程。『敵は人間120人程。それに+αで機械人形(オートマタ)多数。人間の敵のうち、10人が元・英国特殊空挺部隊所属、そしてもう10人が元・ドイツGSG-9所属』か・・・。確かに私達の方が適任かも」
「ん・・・?水無瀬って超偵だったのか・・・?」
「んー?ま、一応ね。あとヒメもね」
「そだよ。Gは測ったことないけど」
「S研所属なのにか?」
「いや、私とヒメはS研所属じゃないの。私が強襲科(アサルト)情報科(インフォルマ)の掛け持ち」
「で、私が強襲科(アサルト)の所属なの」
「そうなのか。で、水無瀬と姫神は何の能力持ちなんだ?」
「私は氷を操る能力ね。まぁ、威力は弱いけれど水と雷系も出来るわ」
「私は炎を操る能力かな。白雪と同系統と思ってくれていいかも」
「そうか・・・・。で俺の方だが」
シュウヤ君は私が能力の説明をしたので、フェアにする為に自分の能力の説明に入ろうとしていた。
「所謂、『特異体質持ち』なんでしょ。B・S・T(バーサク・シンドローム・タクティクス)、通称『バーストモード』と呼ばれるやつね。トリガーが死に瀕した時・・・極限状態に陥った時に発現するんだっけ」
「ああ。その通りだ。何で知っている」
シュウヤ君はかなり動揺していた。
表情は、動揺を隠すためにポーカーフェイスを貫いている。
だけど、内面からそういう風に感じ取れる。
以前(まえ)に資料で見たから。それで覚えてるだけ」
イ・ウーお手製の「実力者危険度別リスト」でね。
ま、そんな真実は言える訳無いが。
だが、彼ならそこら辺も推測できてるかもしれない。
上手く?納得して貰えて・・・・・はないようだ。
「成程な。で、今から行くのか?」
「できるなら早い方が良いけど、武装整えてからの方が良いなら、時間決める?」
シュウヤの質問にそう返す私。
アイツ等も何時こちらの動きを察知して逃亡を始めるかもしれない。
だが、準備不足の状態で挑むのも正直、無謀といわざるを得ない。
「ああ。そうだな。そうだな・・・・今から20分後に正門前でどうだ?」
20分後か。それくらいならば、逃亡させずに任務完了出来るだろう。
「「「「「(>Д<)ゝ”了解!」」」」」
その後、私達は一旦解散した。

さてと、やるからには本気出す。
服装は違えどイ・ウーのNo.3『魔術師』のフル装備。
「〈気合い入ってるね、凪優〉」
「まぁね。久々に思いっきりやれるから・・・・かな?」
「〈死なないでよね〉」
「解ってるよ」
「〈それならよし〉」

20分後、私達は再び校門前で集合し、ヒメと私の瞬間移動(テレポート)で敵の拠点・奥多摩に乗り込んだ。


続くんだよ。
 
 

 
後書き
初のクロスオーバーでした。
いやぁ・・・・上手くキャラ動かせてるといいんですけど。
コラボ元のキャラの口調とか違ってないか不安もあるんですがね・・・・。


次回から戦闘に入っていきます。
まず、機械人形の処理から。

次回の投稿時期は未定ですが、お楽しみに。

ではでは。




おまけ(その頃の理子達)

理子  「!!???」
アリア 「一体どうしたのよ、身構えたりして」
理子  「なんかとてつもなくヤバイ気がしたんだよ・・・・・」
キンジ 「また、なんかやらかしたのか?」
理子  「なゆなゆの二つ名広めたくらい・・・かな」
アリア 「一体、どんな二つ名広めたのよ・・・・・」
理子  「えっとね・・・・『絶対零度』ってやつ」
キンジ 「なんでまたそんな名前を・・・・・」
理子  「怒らすと怖いのと、なゆなゆの使う技の『えいえんのひょうが』から」
アリア 「あーこの前の着地の時のやつね・・・・」
キンジ 「でも、それを凪優本人は知らないんだろ?」
理子  「うん、そうなんだよ。知られたら・・・・・」
アリア 「まぁ、完全に凄い笑顔で来るわよね」
凪優  「こんな感じに?(ニッコリ」
理アキ 「「「げぇっ!!!凪優(なゆなゆ)!!??」」」
凪優  「さぁて、報いだよ・・・・、理子」
理子  「キーくん、アリアん、助けて!!!」
ア・キ 「「却下。自業自得よ(だろ)。」」
理子  「/(^o^)\」
凪優  「凍てつく氷柩(ゲリドゥスカプルス)
理子  「・・・・・・・」←※氷の塊に閉じ込められた
アリア 「これ、大丈夫なの・・・・・?」
凪優  「多分、自力で脱出するでしょ。私はまだ用事終わってないし戻るわ」

ひゅぱんっ←※瞬間移動

アリア 「で、キンジ、コレどうするの?」
キンジ 「俺に聞くな。放置でいいだろ」
アリア 「そうね。バカ理子に割く昼休みは無いわよね」

アリアとキンジに放置された理子は自力で脱出しました。(驚異の無傷)

おまけ_おしまい。 

 

装填  

 
前書き
葵  「今回より本編が始まります」
結衣 「私の出番まだなのに何故呼ばれた」
葵  「まえがき担当だし」
結衣 「そんな理由なの!?」
葵  「当たり前。そもそも私、あとがき担当だし」
結衣 「そうだったね」
葵  「だから、早よタイトルコールしてよ」
結衣 「へいへい・・・・。『第001弾 装填』」
結・翡「「どうぞ!!」」
翡翠 「なぁ・・・あたしの出番もう終わりか?」
葵  「うん。今回は」
翡翠 「酷い・・・・・・OTL」

初っ端からすごいまえがき ① 完 

 
―空から女の子が降ってくるって思う?

昨日放送していた映画ではそういうシーンがあった。
まぁ、私は見てないが。別に興味ある内容ではなかったからね。
同居人は見ていたみたいだけどね。
それはさておき、映画とか漫画とかでよくある導入シーンではあるよね。
そういうのって、不思議で、特別な事が起きるプロローグ。
そのストーリーでは主人公は正義の味方とかになって大冒険・・・・・
というのがお約束みたいな?

「『ああ、だから先ずは空から女の子が降ってきてほしい!』・・・なんていうのは浅はかってモンだ。だってそんな子は普通の子な訳がない。」
「普通じゃない世界に連れ込まれ、正義の味方仕立てられる。・・・・そんなことは現実において危険で、面倒なことに決まってるんだ。」
これが私の同居人、遠山キンジ(性別・男)の論である。
実にTHE・平凡人生を望む彼らしい論である。

まぁ、私・水無瀬凪優(性別・女)はそうは考えないが。
「なったら、なった。ケースバイケースで乗り切る。」
これだ。楽天的と思うかもだが、実はすごく難しい。
・・・・そんなことはさておいて。
あぁ、今日も朝に飲むコーヒーは美味しい・・・。
この朝のコーヒータイムは(男子)寮の自室での至福の時・・・・。
ここで、疑問に思った方もいるであろう。
「なぜに女子が男子寮に住んでいるのか。」・・・・と。
答えは武偵高校らしい答え?だった。
「酔った勢いで喧嘩した教師(誰とは言わない)が投げた手榴弾が被爆して大破。修理に莫大な金がかかるので、それより安価な取り壊しで済ました結果、入寮者の方が溢れた結果です。」
・・・・身も蓋もない。
「あ、おはよー。キンジ。」
「ああ、おはよう。凪優。」
前述の同居人こと、遠山キンジはトランクス一丁の格好であった。
寝起きだし、当然の格好である。
ここで、一々叫ばない私。
もう、なんというか慣れた。
それも女性としてどうかと思うが。
「もうそろそろ来る頃だし、着替えてきたら?」
「もうそんな時間なのか。わかった。」
私の助言に従い自室へ着替えに戻るキンジ。
私は飲み終わったコーヒーカップを洗う。
洗い終わったその時、
・・・・・・ピン、ポーン・・・・・・
慎ましいチャイムが鳴った。
ほら、やっぱり。
私は玄関の方へ行き、扉を開ける。
がちゃ。
玄関の扉の前に立っていたのは、純白のブラウスに臙脂色の襟とスカート・・・東京武偵高校の女子制服(冬服)に身を包んだ、黒髪の絵に描いた大和撫子だった。
彼女の名は星伽白雪。実家は由緒ある星伽神社。
つまり、彼女は巫女さんである。
キンジとは幼馴染で白雪はキンジの事を「キンちゃん」と呼んでいる。
「あっ、キ・・・凪優ちゃんおはよう・・・・。」
「あっ・・・ごめんね?ご期待に添えなくて。キンジはさっき起きたばっかりで今着替えているから・・・・」
「え、あ、ううん。気にしないで、凪優ちゃん。」
「えっと、今日はどうしたの・・・・って、成程ね・・・・。」
「うん。ほら、私、昨日まで伊勢神宮に合宿に行ってて、キンちゃんのお世話何もできなかったし、それに凪優ちゃんばっかりに迷惑かけるわけにもいかないから。」
「もう、そんなに気にしなくてもいいのに・・・・・。せっかくだし、リビングで待ってたら?キンジももうすぐ来るはずだし。」
「え、いいの?」
「私だって決定権の半分はあるから・・・ね?」
「お・・・・・おじゃましますっ。」
白雪は角度で言ったら90°位の深いお辞儀をしてから玄関に上がった。
靴は言わずもがなきちんと揃えてある。
白雪を迎え入れて私は学校に行く為、準備を整える。
「凪優ちゃん、もう行くの?今日は早いね。」
「まぁ・・・ね。ちょいと野暮用もあるから。じゃ、あとよろしく。」
「うん。いってらっしゃい。また後でね。」
「うん。また後で。」
白雪に後を任せて、私は寮を後にして、情報科の分室に向かう。
「さて・・・・と。遂に動いたか。武偵殺し。しかし、標的小さいなコレ。」
私のスマホに表示された武偵殺しの情報。
「〈確かに規模がどんどん大きくなってたのに、確かに変かも。何か目的でもあるのかな?〉」
「目的?」
「〈うん。ほら、今回の電波傍受なんだけど、かなり単純だったよね?〉」
「確かに・・・。情報科所属でなくとも良いくらいに単純なパターンだった・・・」
「〈て、事は武偵殺しが狙ってるのって・・・・〉」
「・・・成程。しかし、まんまとやられたな。でも・・・・」
「〈でも?〉」
「まんまと乗ってあげようじゃないの。そんでもって、この私を敵に回した事を後悔させてやんよ!」
「〈うんっ!だけど、1つ追加!〉」
「何よ。瑠璃。」
「〈『私達を』だよっ!凪優。〉」
「はいはい。わかってるって。急いでキンジと合流するよ。瑠璃」
「〈(>Д<)ゝ“了解! 凪優!〉」
フツーの女子高校武偵の水無瀬凪優。
人に好意を示すも適合者が存在しない色金に宿る神。
一度機嫌を損なえば死さえ有り得る気難しい色金の神。
数多の謂れを持つ瑠璃色金に宿りし意志・【瑠璃神・瑠璃】。
混じりそうに無く通常であれば、相反する2つの存在。
これは、その2つの存在が適合している物語。

続くんだよ
 
 

 
後書き
葵 「はい。いかがだったでしょうか・・・・っと」
理子「また無茶したね・・・あおちー」
葵 「うん。知ってる」
理子「ちゃんと早く進めてよね」
葵 「善処するよ・・・・・・・・・・・・・・・多分」
理子「『多分』って言っちゃダメじゃん!!」
葵 「つっても、後書きとかは新規書き下ろしだしね(# ̄ー ̄#)」
理子「だから、なんなのって話だよね。ドヤ顔要らないよね?」
葵 「むぐぅ・・・・・・」
理子「えっと、こんな駄作者ですが、末永く宜しくお願いします」
葵 「うわ、敬語理子超違和感wwww」
理子「うん。少し黙ってようか?あおちー」
葵 「・・・あい」
理子「また次回も読んでくれると嬉しいなっ!それでは次回のお話でお会いしましょう!」
2人 「「ばいばいっ!」」

ここだけ書き下ろしのあとがき ① 完 

 

第001弾 空から降ってきた少女と瑠璃姫

 
前書き
結衣 「どもーご無沙汰。姫神結衣だよっ!」
翡翠 「初めまして。結衣のお目付け役の翡翠だ」
結衣 「なんで居んの、翡翠」
翡翠 「あからさまに嫌な顔すんな。結衣」
結衣 「だって、お小言煩いもん。翡翠」
翡翠 「自業自得だろうが」
結衣 「え、そうだっけ?(すっとぼけ」
翡翠 「そんな顔したって赦されんぞ。OHANASHI(物理)するか?」
結衣 「え、エガオガコワイデスヨ・・・・ヒスイサン」
翡翠 「気のせいだろう?さ、逝くぞ?」
結衣 「ちょ、ちょま・・・・『行く』の字が違わない?!」
翡翠 「それも気のせいだろう?(ニッコリ」
結衣 「うにゃぁ~~~~~た~す~け~て~ぇ~」
瑠樺 「何か、そう言う割には余裕そう・・・・?」
凛花 「ルル姉の気のせいじゃないと思う。翡翠ちゃんは大変だな」
花梨 「ルル姉様もリリ姉様もサラッと(人間体で)登場してるんだね・・・・」
絢香 「そういうお前も人間体で出てるだろ・・・瑠璃」
花梨 「あぁ・・・・そうだったね、ヒヒ姉様」
絢香 「カタカナ表記はどうかと思うんだ。猿妖怪と間違う人居るだろうし」
花梨 「誰も『狒々』と思わないと思うよ・・・・たぶん、きっと」
絢香 「なにその断定出来ない自信は。瑠璃」
花梨 「・・・さぁ?」
絢香 「お前でも解んないんかい!」

新キャラ+4?なまえがき② 完
 

 
「〈凪優、該当の自転車は予想通り第二グラウンドに向かってる。〉」
「まぁ、人気の無い所つったら、そこしかないからね・・・。」
「〈で、どうするの・・・?〉」
「被害者・・・キンジの救出と自転車破壊を同時に・・・・かな。」
「〈『同時』ってのは幾ら何でも凪優一人じゃ・・・・・〉」
「うん。キンジと並走してる厄介物もあるし、一人じゃ無理。」
「〈じゃあ、どうするの?〉」
「協力者に頼むのよ。丁度いい人材が女子寮の屋上にいるみたいだし」
「〈屋上に・・・?〉」
「そう。屋上に。」
そう言ってから、右耳に装着の通信機を繋げる。
「アリア、もうそろそろそっちからも視認出来る範囲内に入るから準備お願い。」
「わかったわ。手筈通りに行くから、そっちは頼んだわよ、凪優。」
「わかってる。任せなさいな」
ぷつん・・・・。
通信を終了した私は準備に取り掛かる。
背中に背負っていた狙撃銃(対物)を取り出す。
ウルティマラティオ(PGM)ヘカートⅡ。
フランスのPGMプレシジョン社が開発、製造しているウルティマラティオシリーズの中でも最大口径モデルの銃で対物ライフル。
人物に向かって使う代物ではないが、今回は大丈夫だろう。
狙いが人じゃないから9条には抵触しないだろーしさ。
弾を装填し、スコープでキンジの自転車を追いつつ、その時を待つ。
それと同時にアリアが女子寮の屋上から飛び降りてパラグライダーで滑降。
そして、爆弾付きの自転車を必死に漕ぐキンジの方へ降下。
ぐりん。
ブランコの様に体を揺らしL字型に方向転換。
左右の太もものホルスターから銀と黒のコルトガバメントを抜く。
バリバリバリバリッ!
キンジが頭を下げるより早く、問答無用のセグウェイ(厄介物)破壊。
流石、アリア。ランクSは伊達じゃない。
ホルスターに銃を戻したアリアは、スカートのオシリを振り子みたいにして
キンジの頭上へ。
キンジの真上に陣取ったアリアは・・・・げしっ!
踏んだ。キンジの脳天を思い切り。
気流を捉えたアリアは上昇。
そして再びグラウンドの対角線上めがけ、急降下&キンジの方にUターン。
ぶらん。
さっきまで手で引いていたブレークコードのハンドルに爪先を突っ込み逆さ吊りの姿勢になってそのまままっすぐ飛ぶ。
となれば、キンジと対面状態。
それは、キンジとアリアが抱き合う形となるわけで。
ああ、そういえばキンジが昨夜見ていたアニメ映画にもこんなシーンあったな。
まぁ、男女の位置が今のシチュと逆ではあるけれどwwww
そう思っていたら、キンジとアリアは上下互い違いのまま、空へ攫われていく。
キンジが自転車から離れ、自転車の爆弾が作動する刹那の瞬間を逃さず、私は引き金を引いた。
へカートの銃身から射出された12.7x99mm NATO弾は自転車の爆弾めがけ飛んでいく。
NATO弾が爆弾の壁に一瞬触れたその時だった。
爆弾の圧力感知センサーが反応し、爆弾起動のカウントダウンが開始された。
そのカウントダウンは通常であれば5~10秒位あるだろうが、この爆弾は違った。
カウントダウン開始1秒で爆弾は起動し、閃光・轟音・爆風に包まれた自転車は木っ端微塵になった。
勿論、「木っ端微塵」なのだから修復は不可能に限りなく近い。
修復よりも新しく購入した方が確実に安価で済むだろう。
間一髪助かったキンジとそれを助けたアリアは体育倉庫の方に吹っ飛んでいった。
さて、キンジ達と合流せねば。
そう思って、私はヘカートを仕舞った。
・・・・それと同時に違和感を感じた。
「ぬったりしていってね!!!」
振り向くと緊張感の欠片もないセリフと共に、現るUZI付きセグウェイ。
全部で60台くらいか。
明らか多いでしょ・・・・
なんでや。オーバーキルにも程がありすぎるわ。
あと、ここは新潟ではなく東京・お台場だ。
「〈突っ込みして現実逃避してる場合じゃないでしょ!来てるよ!!〉」
瑠璃に注意され、現実に戻される私。
ここで無抵抗だったら即お陀仏確定だ。
だが、そんなの真っ平御免。
だから、切り抜けてやろうじゃないの。
「瑠璃、少し能力(チカラ)使わせて貰うよ。――来れ(アデラット)( Strength)
私が( Strength)のタロットカードをカードホルダーから取り出し、発動させる。
すると、私の銀色の髪に瑠璃色のメッシュが入る。
この状態で自身に宿る瑠璃神の能力が使える状態の第1段階状態になり、
身体能力等が大幅に向上する。
能力を使う際は主人格が瑠璃になるが、この段階では主人格は私のままである。
「さて・・・・と、銃弾は温存しておきたいから、今日はこっちで行くか。・・・少し痛いけど。」
そう言って、私は小太刀を2本抜く。
此処で「色金定女(イロカネサダメ)」を使っても問題はないが、切り札は温存。これに限る。
「〈なるべく無傷で切り抜けてよね。治癒で能力(チカラ)使うと持続短くなるし。〉」
「さらっとハードル上げないでよ・・・・。まぁ善処する。」
そう言って、セグウェイに突貫する私。
セグウェイはそれを感知し、装備されているUZIを発砲・一斉射した。
銃弾の雨が私に向かって降り注ぐが、被弾はしなかった。
てか、被弾なんざさせねぇよ?
治癒で能力(チカラ)なんて使いたくないし。
私は手に持っている小太刀で全部弾く。若しくは斬る。
キンジの呼び方だと「弾丸逸らし(スラッシュ)」「弾丸断ち(チョップ)」と言ったところだ。
銃弾の雨の半分を切り抜けた今のところ、全く被弾せずに無傷で済んでいる。
こんなの、無傷でいなすのは、通常状態では無理だ。すくなくとも。
この状態だからこそ、無傷でいられるのだ。
最も、相棒(瑠璃)の鍛錬が無ければ今の私は無傷では居ないだろう。

しかし、このままいつまでも防御だけでは埓があかない。
なので、弾いている弾丸を攻撃利用する。
その方法は単純に「弾丸の弾く方向を変える」ただこれだけだ。
その狙いはセグウェイに後付けで装備された制御チップ。
そこを破壊すれば、セグウェイ・UZIを破壊せずに鎮圧できる。
が、制御チップのサイズが大きい・・・訳なくかなり小さい。
通常ならば、狙いを定めるだけでも一苦労だろう。
そう、《《通常ならば》》。
先程も言ったとおり、私の身体能力は瑠璃の能力によって大幅に向上されている。
それは動体視力だって例外じゃない。どんなに私を追尾してセグウェイがちょこまか移動しようが、関係ない。
今の私は明確に制御チップに狙いを定めることができる。
そして一度、制御チップの破壊に成功すれば、私の完全記憶再生能力で寸分の狂いもなく残り59台全ての制御チップを破壊出来るのだ。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリッッッッ!
カキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンカキンッッッ!
「( ´ー`)フゥー...ようやく終わったぁ・・・・・」
60台全ての後付け制御チップを全て破壊し、セグウェイは機能停止した。
さてと、装備科(アムド)にこいつらの引取りを頼むか・・・・・・。
文ちゃんあたりが大喜びで引き取ってくれるだろう。
「〈お疲れ様、凪優。今回は無傷で切り抜けれ無かったけれど、微細な傷程度の軽傷で済んだし、まぁ及第点ってところかな・・・・。〉」
「・・・・手厳しいな瑠璃は。」
「〈甘やかすよりはマシでしょ?〉」
「確かにね・・・・。さて、キンジ達と合流しましょ。」
「〈そうだね。〉」
瑠璃との会話後、凪優は先程のセグウェイを一台パクって(※許可済)、キンジ達のいる体育倉庫へ向かった。
 
 

 
後書き
葵 「さて、どうだったかな?」
理子「この作品初の戦闘描写だったんでしょ?」
葵 「そうよ・・・・。加筆やっぱり必要だったわ・・・・」
理子「その加筆部分だけどさ・・・・」
葵 「なに?」
理子「最初、存在すらしてなかったよね?『色金定女』っていう奴」
葵 「あ、うん。完全な後付け設定で誕生したやつだね」
理子「それの説明よろ?」
葵 「ええよ。『色金定女』・・・。読み方は『イロカネサダメ』。刀身全体が綺麗な赫色をしていて、白雪が持つ『色金殺女(イロカネアヤメ)』と基本同系統の刀でこの世界で唯一の瑠璃神対抗武器やね。勿論その力は瑠璃神以外の神にも有効で『真・神殺し』と異名を持つ刀なんよ。その刀は元々、瑠璃神の御神体がある宮崎県の高千穂の奥深くに封印されとったけど、何時の間にか無くなってて知らぬ間に凪優の手元にあったと言われているんや。故に『刀が所有者を選ぶ』と言い伝えがあるんよ」
理子「相当な業物なんだね。その刀」
葵 「そう。だから凪優の切り札的存在なんよ」
理子「へー・・・・。そーなんだ。でさ、あおちー」
葵 「ん?どうしたん、理子」
理子「これからこんな感じなの?あとがき」
葵 「んーと、そうやね。ハーメルン様で投稿した作品であとがきがこのスタイルになるまで」
理子「ふーん。理子の出番増えるしいいけどさ」
葵 「納得して貰えて良かった」
理子「納得しなかったらどうするのさ?」
葵 「そりゃあ、頼むっしょ?」
理子「そう言ってペンダント構えないで!イガリマ使う気マンマンじゃん!」
葵 「・・・・(遠い目)それではまた次回」
理子「何なの!?その間は。そして強引に終わらせるな!!」
葵 「三 (lll´ⅴ`)」
理子「逃げんな!」

都合が悪くなって作者逃亡のあとがき ② 完 

 

第002弾 遠山侍と瑠璃姫と・・・

 
前書き
結衣「今日はお休みっ!」(←貼り紙)
翡翠「バカを捕まえてくる」(←〃)
瑠樺「えっと・・・・どうしろと?」
凛花「さぁ?私達が代打じゃないかな?ルル姉」
瑠樺「マジでか」
凛花「そーみたいね。今回はどんな話だっけ」
瑠樺「えっと、前回の続きで凪優はキンジの爆弾事件をアリアと共に助けた。しかし・・・・・」
凛花「マイクロUZI付きのセグウェイに襲われるんだよね」
瑠樺「そうだ。だが、瑠璃の能力を使う事でその場を切り抜けた」
凛花「そして、なゆなゆはキーくんとアリアんの着地した体育倉庫に向かった・・・・」
瑠樺「そうだ。それではタイトルコール行くとしようか」
凛花「オッケー☆⌒d(´∀`)ノ。第002弾」
瑠樺「遠山侍と瑠璃姫と・・・」
瑠凛「「どうぞ!!!」」

実は理子と結構仲良しな凛花(璃璃神)と瑠樺(瑠瑠神)がお送りしたまえがき ③ 完 

 
さて、確かあの体育倉庫に突っ込んだはず。
音からして跳び箱の中だと思うんだけどな・・・・・。
そう思った私は体育倉庫に赴き、キンジとアリアの無事を確認しに行く。
「アリア、キンジ、だいじょb・・・・・(きゅぼんっ!)」
二人の様子を見た瞬間、急速に顔を真っ赤に染め・・・・・
「・・・・・・お邪魔しましたっ!おふたりはごゆっくりっ!」
ばたむっ!
そう言って、即座に扉を閉めた。
ワタシハナニモミテナイデスヨ?
「〈明らかに動揺してるやん。何を見たのさ?一体。〉」
「瑠璃には刺激強いと思うよ・・・・。うん。」
「〈その答えに納得する訳無いじゃん。私のほうが歳上なのに〉」
「それでもなのっ!」
「〈動揺しすぎ・・・・・凪優〉」
瑠璃の指摘に反論しようとする。
だが、もう内心は保ってられなかった。
そんな私が取る行動は唯一つ。
『ここは立ち去るが勝ち。』
そう思って戻ろ・・・「「ちょっと、待て(ちなさい)!!」」
・・・・なにか異論でも?
「「異論しかないわっ!!」」
ナニコレこのハモリよう。息ピッタシだな。あなた達。
「〈もうパートナー組んじゃえばいいんじゃね?こいつら〉」
偶然だな、瑠璃。私もそう思う。
「・・・・大体、跳び箱の中で馬乗りになっているあなた達を見て私は空気を読んだのだけど?」
「「だから、その前提から間違ってるんだよ!(のよっ!)」」
「はいはい、仲良し乙。」
「「人の話聞いてない。コイツ!」」
アリアとキンジの仲良しツッコミを華麗にスルーした私は何かを察した。
自分で言うのもアレだけど私の気配察知能力はもう人外レベルらしい。
それも武偵・傭兵等の戦闘職に就く人の気配察知能力のランキングでも第2位だってさ。
因みに世界最高峰、第1位の座は高天原ゆとり先生である。
あの人に敵う奴はそうそういないだろう。・・・シャーロック・ホームズを除いて。

・・・・・そんな事自慢してる場合じゃなかった。
早よ行動しないと瑠璃にどやされる。
「・・・・・!伏せて。」
「「え・・・・?」」
「早く!」
二人の頭を掴み跳び箱の影に伏せる私。
華奢な体躯のUZIから轟音と閃光を伴って射出された無数の銃弾は、右螺旋回転を維持して虚空を斬り裂いていく。
それらは宛ら、意志を持ったかのように存在を主張して累乗数的に撒かれる弾幕であり、同時に致死性の暴力であり──対象を穿つ為にしか目的を持たない、傀儡だった。
弾幕の被害に遭い傷つく備品。(さすが防弾仕様。壊れてない。)
「うっ!まだいたのね!」
そう言ってホルスターからガバメントを取り出し応戦するアリア。
先陣隊で襲撃してきた7台を完全破壊する。
「凪優、あと何台いるの?」
「あと、33台かな。さっきのは牽制用みたいだし。」
「そう。凪優の方の銃弾のストックは?」
「大丈夫。まだ余裕あるわ。」
「OK。アタシ一人だとこのままじゃ火力負けするから、第二陣以降のバックアップをお願い。」
「了解。」
そう返事を返し、アリアの方を見やる。
今、アリアはキンジの顔に胸を押し付けたまま応戦している。
無論、そのアリア本人は射撃に集中しており、気づいていない。
ああ、これアウトだ。
アリアの胸の小さい膨らみでなってるな。キンジ。
そう、ヒステリアモードに・・・・。
「強い子だ。それだけでも上出来だよ。」
「は・・・・?」
いきなり口調がクールになったキンジにポカンとしているアリア。
気持ちはわからんでもない。
そして、ポカンとしているアリアをお姫様抱っこして倉庫の端まで運ぶ。
「ヒステリアモードになったんだね。キンジ。」
「そっちのお姫様のおかげでね。」
「そう・・・。」

ヒステリアモード・・・・・。
それは遠山家に遺伝する特異体質。
正式名称はHSS、ヒステリア・サヴァン・シンドロームといい、性的興奮を感じると思考力・判断力・反射神経などが通常の30倍にまで向上する。
その反面、魅力的な異性を演じて子孫を残す」 ことに由来してるため、「女性を高い知力と身体能力で守り女心を鷲掴みにするカッコいい男性」 になる。
この説明はあくまで「ノルマーレ」の方。
派生もあるらしく、それによって全部変わってくるらしい。

さて、私の方もなりますか・・・・。
「瑠璃」
「〈解放具合は?〉」
「第2段階・・・かな」
「〈んじゃ、タロットの方宜しく〉」
来れ(アデラット)(Strength)戦車(The Chariot)死神(Death)
発動させたタロットが眩い光を放ち、私の容姿が瑠璃色のロングヘアー、唐棣色の瞳に変化する。
先程の第1段階と違い瞳の色も変化している。
この状態だと瑠璃の能力を5割くらい引き出すことができる。
まぁ、さしずめ「第2段階」といったところだ。
「いくよ。キンジ。」
「おや。そっちも瑠璃姫になったのかい?」
「ホント、この姿をそう呼ぶのってアンタだけよね。」
「これは失礼。で、どうするんだい凪優?」
「無論、全制圧。但し、セグウェイ自体は破壊せずに。」
「これはまたハードル上げるね。狙いどころは?」
「セグウェイにあるスピーカーの下。そこにある後付けの制御チップ。」
「OK.。では、お掃除・・・いや、お片付けの時間だ。」
「そうね。スタート。」
私の発した言葉の合図にしたかのようにセグウェイは二手に分かれる。
キンジに7台。私に残りの26台。
「たまっちりしていってね!」
そんな合成音声と共に私に向かってくる。
そして一斉射撃。
全く、どんだけ警戒されてんの。
あと、さっきの「上沼垂(かみぬったり)」とは違って「田町」になってるし東京都内にはなったけども。
「語呂が悪すぎるっつーの。」
私はそう言ってホルスターからマテバモデル6(セイ)ウニカを取り出す。
マテバモデル6ウニカ。
イタリアのマテバ社が1996年に開発した半自動作動方式の回転式拳銃である。
その独特の機構から、「オートマチックリボルバー」とも呼ばれる。
回転式拳銃としては部品点数が多く、構造が複雑で、製造コストが高いものとなった。更に、可動部分が多いため、より砂塵や汚損に弱い・・・・という問題点はあるものの、私のお気に入りの拳銃である。
「舞え、銃弾よ」
私はセグウェイのマイクロUZIから発射された銃弾が弾かれて制御チップに着弾するように銃弾を撃ち込む。
私の撃った銃弾が壁の役目を果たし、相手の銃弾はL字型に1回ないし2回反射されて制御チップに着弾する。制御チップ破壊後、更に跳ね返り速度が加速され、次の制御チップを破壊する・・・・・。
この一連の動きが6連鎖する。要は
銃弾撃ち(ビリヤード)」→「跳弾射撃(エル・スナイプ)」&「二重跳弾射撃(エル・エル)」→「加速(アクセル)」→「連鎖撃ち(キャノン)」の繰り返しである。
暫く銃弾同士がぶつかり合っていたが、それも静かになる。
そして、「ふしゅぅ・・・・」という音と共にセグウェイは機能停止した。
「( ´―`)フゥー...ざっとこんなものか・・・・。」
「〈お疲れ様、凪優。大体使い方わかってきたんじゃない?〉」
「そうかな・・・・?だといいのだけども。」
「〈もう、持続時間限界だし元に戻って。私は休眠に入るから。〉」
「はいはい。OK。」
そう言った後、銀髪セミロング・紅い瞳の姿に戻る。
「さて、キンジの方も終わったよね?」
「当然だよ。もう終わったよ。」
「そらそうよねwwww私のほうが圧倒的に台数多いし。」
「それでも関係ないだろう?このくらい」
「まぁ・・・・ね。キンジの方はどうなのよ。実は結構やばかったり・・・?」
「このくらいどうってことないよ。アリアを守るためならね。」
「あら、私は対象外なのね・・・(´;ω;`)」
「相棒として信頼しているのだから許して欲しいな。」
「仕方ない。じゃあ許す。」
「それは良かった。」
何時も見たく私とキンジ(HSS・N)が会話している様子までをアリアは跳び箱(防弾)の中から上半身を出した状態で「(○口○*) ポーカン」という表情をしていた。
おそらく「今、私の目の前で何が起きたの?」と思っているであろう。
アリアはキンジと目があった瞬間、ぎろっ!
睨み目になってモグラ叩きの土竜みたいに跳び箱の中に引っ込んでしまった。
あー・・・・・・。これはキンジが悪いかな。たぶん。
そう思っていたら、アリアとキンジの痴話喧嘩が始まっていた。
私?私は完全に蚊帳の外ですが。何か?
だから、暇ったらありゃしない。
突っ込みどころがあれば突っ込むだけしかないもの。
「―お、恩になんか着ないわよ。あんな玩具くらい、あたし1人でも何とか出来た。これは本当よ。本当の本当。」
・・・・・ちょいと待とうか、アリア?
1人で33台捌ききるて、フツーの人間だと無理だかんな?
私だって瑠璃の能力借りた状態じゃないと無理だわ。って状態だし。
つまり、人間辞めなきゃいけないんですけど?
わかってる?そこらへん。
と、ツッコミしている間にもアリアとキンジの喧嘩は続く。
その最中、アリアは度々跳び箱の中に入ってはスカートを直していた。
あぁ・・・・・。多分スカートのホックが壊れたんだろう。
文にセグウェイの引取り要請するついでにアリアの制服のスカートの替えを手配しておこう。
確かアリアの身長は142cmだったな・・・・。
私が文に連絡終えた後もまだ喧嘩は続いていた。
何時まで続くんだよ。ホントに。
そう思っていたら、キンジはアリアが中学生だと言いやがった。
・・・・・・・What?(゚Д゚≡゚Д゚)
「あたしは中学生じゃない!!」
アリアは地団駄で木製の体育倉庫の床を破壊していた。・・・・・怖っ。
流石の私でもそこまではやらない。ヒメじゃあるまいし。
「悪かったよ・・・・。インターンで入ってきた小学生だったんだな。」
・・・・・・。/(^o^)\
私はキンジがもうどうなったって知らん。
キンジの自業自得だし。
その言葉で当然怒りメーターが振り切れるアリア。
ばぎゅばぎゅん!
ガバメントを再びホルスターから取り出し、発砲するアリア。
・・・・逃げよう。三十六系逃げるに如かず。逃げるが勝ち。
あれ?私無関係だけど、何故に追いかけられてるの!?
「アンタは事実を知っていながらも言わなかったから同罪よ!」
あぁ、なるほど・・・・・・ってなるわけないじゃん!
なんでや!理不尽すぎる!
「じゃあ、ここは任せたよ。相棒。」
そういって、先にこの場から退却するキンジ。
「え、ちょ、おま・・・・・・・」
ふざけんな!
「まずはアンタから片付けてあげるわ!覚悟ぉ!」
鬼のアリアが迫ってくる。
「瑠璃ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ、助けてぇぇぇぇぇ!!」
お休み中の(相棒)に思いっきり助けを求める私だった。
これが、私・水無瀬凪優と遠山キンジと神崎・H・アリアの最悪な出会いだった。

この結末はというと、瑠璃をなんとか目覚めさせて対処した。
御蔭様で私は今直ぐにでも休みたい半端ない疲労感に襲われるのであった。

続くんだよ
 
 

 
後書き
葵 「今回は凪優のタロットについて説明しとく」
理子「えっと、なゆなゆの使う能力発動の補助デバイスみたいなものだっけ」
葵 「そうだよ。基本的に大アルカナに準じて22枚存在するんだ」
理子「へぇ・・・それにはどんな効果あんの?」
葵 「えっとね・・・・まだ考えてない」
理子「なんなんそれ・・・・」
葵 「だって、大変なんだもん。文字数多いし」
理子「そんな理由!?」
葵 「だから、一話丸々使う感じになるかな」
理子「へぇ・・・。だったらその時までに考えといてよね、効果」
葵 「解ってるって」
理子「じゃあ、この辺で〆めちゃう?」
葵 「そうだね」
理子「この話を読んでくれて、更に評価してくれている読者様にも感謝感激雨霰だよ!皆のこの話を読んでの評価であおちーは執筆頑張れるから、今回も、次回以降も読んでくれると嬉しいなっ!」
葵「私のモチベーションと集中力次第で次回の投稿時期が未定となっております。ですが、次回もなるべく間隔が空かないように頑張りますのでよろしくお願い致します」
花梨「と、言う訳で、これからもよろしくお願い致します!」
理子「それでは、また次回」
葵 「このあとがきの場所でお会いしましょう。それでは・・・・」
3人 「「「ばいばいっ!!!」」]
葵 「なんか一人増えた?」
花梨「だってヒマなんだもん」
理子「そんな理由!?」

まさか1人増えたあとがき ③ 完

 

 

第003弾 その後新学期の朝

 
前書き
白雪 「皆様、『装填』以来のSSR2年星伽白雪です」
ヒルダ「皆様、お初にお目にかかるわ。探偵科・衛生科2年のヒルダ=ツぺシュよ」
白雪 「今回は体育倉庫の一件の事後の朝の教室での一幕です」
ヒルダ「『事後』と言っても何も疚しい事は起こってないから安心しなさいな」
白雪 「それは当たり前だよ!!私の目の黒いうちはそんな事させないから!!もし・・・」
ヒルダ「『そんな事あったら凪優を火達磨若しくは消し炭にする』・・・と?」
白雪 「うん。その通りだよ・・・。キンちゃんに何かあったらどうするの!!!」
ヒルダ「・・・・遠山にそんな度胸は皆無だと思うんだけど・・・・あの昼行灯に」
白雪 「それは・・・・・そうかも。だけど、凪優ちゃんがキンちゃんに手を出しかねないでしょ!!」
ヒルダ「白雪・・・貴女、凪優の事どういう目で見てるのよ・・・・(呆れ」
白雪 「えっと・・・・『正妻ポジを狙う特AAA級の危険度を誇る泥棒猫』?」
ヒルダ「それを凪優は絶対に聴いてるだろうし、白雪は後で氷漬け確定ね。ご愁傷様」
白雪 「その時はその時で全力で抗うから大丈夫だもん!」
ヒルダ「・・・・凪優は素でG20を誇る化け物なんだけど・・・・・」
白雪 「え゛・・・・!?花梨ちゃんの補正も無しで!?」
ヒルダ「ええ。花梨の補正アリでG22~G26と言っていたわね」
白雪 「じゃ、じゃあ・・・・私の末路は・・・・」
ヒルダ「死にはしないけど、氷像になることは確定ね」
白雪 「ど、どうしよう・・・・。ヒルダちゃん、助けて!!」
ヒルダ「私が参戦しても返り討ちされるのがオチだわ。まぁ・・・死にはしないから大丈夫よ」
白雪 「それは安心・・・・・・出来るわけがないよっ!」
ヒルダ「見事なノリツッコミね」
白雪 「それは・・ありがとう。・・・じゃなくて、ホントにどうしよう!!」
ヒルダ「タイトルコール後、凪優に全力で謝り倒す。・・・これしか無いわね」
白雪 「うぅ・・・・全部終わったら慰めてね?ヒルダちゃん。絶対だよ?」
ヒルダ「・・・解ったわよ。そろそろタイトルコール行くわよ」
白雪 「・・・うん。『第003弾 その後の新学期の朝』」
ヒルダ「どうぞ!!」

珍しい組み合わせの前書きという名の寸劇④ 完 

 
なんとかアリアを対処して全力で逃げてきた私。
そしてその後の教務科の報告からの始業式出席。
始業式が終わって新しいクラスである2年A組の教室の自分の席で見事に死にかけていた。つまりは超疲労困憊状態である。
私に宿る瑠璃も同様の状態だった。
それもそうだろう。何故なら、持続限界で能力回復の為に休眠していた所を無理矢理叩き起されて再度能力を行使したのだから。それもあって、今はかなりの不機嫌な状態で休眠中である。
私が机で死にかけていると、同じクラスの女子生徒が話しかけてきた。
彼女の名は峰理子。探偵科(インケスタ)所属でランクはA。
高ランクでありながらも探偵科(インケスタ)No.1のバカ女。
そんな「バカ」と悪名高い彼女が高ランクであるのは情報収集力の高さにある。
情報科所属でもある適わない程だ。
私的に改造した制服(本人曰く、スィート・ロリータと言うらしい)が特徴的だ。
これは私の勘だが、その制服にはなんかパラシュートでも仕込まれてそうな感じはする。
理子のどこがいいのか私にはさっぱり知らないがファンクラブもいるらしい。
私が理子と知り合ったのは、4対4戦(カルテット)にて同じ班で組んだからである。
あの時は同じく、班を組んだ綾瀬(あやせ)悠季(ゆうき)三嶋(みしま)絢香(あやか)と共に史上最速の時間で勝利し、伝説になったりもした。
それ以降、なんだかんだで友人となった。
「なゆなゆ・・・・・えっと、大丈夫?」
「理子は私のこれが大丈夫に見えんの?」
私は疲労による不機嫌さマシマシで答える。
「うん。少なくとも理子の目にはそう見えない。一体どうしたの?!」
理子はえらく驚愕した表情を見せ、此方に問いかけてきた。
「結果を端的に言うとさっきの事件で限界超えた」
「『さっきの事件』ってグラウンドと体育倉庫で起きた自転車爆破事件の事だよね?」
「そだよ・・・・」
「でも・・・報告書見る限り、なゆなゆが瑠璃神(るーりん)の能力使ったとしても限界超える事なんて無いとりこりん的には思うんだけど」
「1人で瑠璃の補正もなしに全部で86台のUZIつきセグウェイの相手って無茶言わないでよ」
「だって・・・・なゆなゆってさ、補正抜きでも超偵・・・『超々能力者(ハイパー・ステルス)』の部類に入るじゃん」
「確かに私はG20叩き出してるけども、その分持続がもたないって」
「じゃあ・・・・どっちにしろるーりんの助け要るのか・・・・。でもさ・・・」
「今度は何よ・・・・・」
「るーりんの補正アリだとG22~26まで高められるから、余計に限界超えるとか有り得ないと思うんだけど・・・・・」
「あー・・・うん。事件自体は限界超える事はなかったんだけどね・・・その事後で超えた」
「『事後』って何さ!?」
「言いたくもないし、思い出したくもない。取り敢えず、理子。頑張った私を労って」
「あー、ゴクロウサマ。」
「ありがと。あと、HR始まるまでそっとしてくれると助かる。」
「うー、(>Д<)ゝ“ラジャー!!」
「静かにしてろって。マジで。新学期早々氷漬けになりたいの?」
「うん。それは勘弁して。絶対に。じゃあ、HR始まる直前位に起こすから。」
「あー・・・うん。お願g・・・・zzz」
「お願い」と言い切る前に私は眠りに着いた。
もうそれほど私も限界だった。
それから暫くして。
「なゆなゆー?起きて。HR始まるよ?」
理子に身体を揺さぶられて起こされる私。
「んぁ・・・・。ありがと、理子」
「くふふ。どーいたしまして。」
起こされてからしばらく。
担任の高天原ゆとり先生が教室に入ってきて
「うふふ。じゃあまずは去年の3学期に転入してきたカーワイイ子から自己紹介してもらっちゃいますよー」
と話していた。
ん・・・・?
『去年の3学期に転入してきたカーワイイ子』・・・・!?
うわ、嫌な予感しかしないんですけど・・・・。
多分キンジもそう思ってるわ・・・・。
私の「嫌な予感」は必ずと言って的中する。
案の定、その生徒はアリアでした。
先程、一悶着あった神崎・H・アリアさんでした。
一番会いたくない奴に会ってしまった・・・・。
「〈超サイアクだな。(;´∀`)〉」
「ホントにねぇ!こんちくせう!」
今すぐ寝たい。もう一回寝たい。ガチで。
「先生、あたしはアイツの隣に座りたい」
ずりっ
ごんっ
キンジが椅子から転げ落ち、私が机に頭を打ちつける。
もう同時。寸分狂わず。息ピッタシ。
な、ナニイッテンノ・・・・・?
「〈動揺しまくってんじゃんか・・・・。〉」
そら、するわ!しないほうが可笑しいでしょ!?
「よ・・・・良かったなキンジ!なんか知らんがお前にも春が来たみたいだぞ!先生!オレ、転入生さんと席代わりますよ!」
うわ、空気読んだのに余計な事だというのは・・・・的な。
なんなんだ。武藤よ。
武藤剛気。車輌科(ロジ)の優等生。
乗り物と名のつくものなら何でも乗りこなせる奴。
私の友人その3である。
武藤の申し出にアッサリ快諾のゆとり先生。
先生、そこは拒否ってくださいよ。
そして、教室は拍手喝采。
・・・・・煩い。こっちは疲労Maxなのに。
「キンジ、これ。さっきのベルト。」
アリアはいきなりキンジを呼び捨てにして、さっきキンジが貸したベルトを放り投げた。
キンジがベルトをキャッチする。
「理子分かった!分かっちゃった!―これ、フラグバッキバキに立ってるよ!」
私の左隣の理子が がたんっ!と席を立った。
そして安定の「りこりんタイム」がスタート致しました。
うわ。マジ関わりたくねえ・・・・。
で、その「りこりんタイム」に便乗するクラス全員。
=バカ騒ぎ開幕。
新学期早々シンクロ率高いな!あなた達。
この状況にちょいとイラッと来ている私である。
ゆとり先生も「早くこの状況鎮めてね(ニッコリ」と言わんばかりに私に殺気を飛ばしている。・・・・・なんでや。
皆、ゆとり先生の濃密な殺気をさっさと察しろ!!!(懇願)
そう思っている矢先だった。
突如として.45ACP弾の奏でる轟音に、クラス中が凍てついた。
無論、何をせずとも発砲されることはほぼ無いに等しいのだから、必ずしも、物事の濫觴には原因があるわけで。
今回のそれは、神崎・H・アリアだった。二丁拳銃のガバメントを、抜きざまに発砲したのである。

なんて苦笑している暇もなく、.45ACP弾特有の轟音が耳を劈き、その銃弾が私に向けて飛来してくる。
それを、もののついでに、傍らにあった防弾仕様の下敷きで防いで。
そのまま軌道を逸らして、これまた防弾仕様のゴミ箱にホールインワンさせてから、私は『さて、どうしようか──』と考えを巡らせた。

というのも、このアリアの一連の行動。私を激昴させるのにはこれ以上ないほどの愚行であるからして……。うん、決めた。そうしよう。
人知れず口の端を歪める私にアリアは興味を示さず、それでも眼中にはあるが、といったかのように訝しげな表情を浮かべてから、頬を紅潮させて、宣言した。
「れ、恋愛だなんて──くっだらない!」
少なくとも、クラス中の恋愛観を否定するような言動で。
「全員覚えておきなさい! そういうバカなこと言う奴には──」

ひと呼吸おいて。

「──風穴空けるわよ!」

……さて、ここらへんでいいかな。
そう胸中で呟いてから、私はアリアの腕を掴む。刹那、アリアの表情が緊迫したモノに変わったことは言うまでもない。
へぇ、これだと予見できてたように感じるなぁ。してたのかな。
まぁ、そんなことはいいや。

「ねぇ、アリア」
「……何よ」
「お話・・・・しよっ♪」
「『お話、しよっ』・・・って何よ?凪優……目! 目が笑ってないわよっ!」
「そんなことはいいからいいから。さっきのお返しも兼ねて、ね」

アリアの必死な抵抗も虚しく、まぁ私が免罪符、慈悲、贖罪なんて与えるわけもなくて。問答無用だ。コノヤロー。
胸中で毒を吐いて、ズルズルと強引に引きずりながら、強制連行だ。

「ちょっと、アンタたちっ……! 助けなさいよっ!」

アリアはクラスメートたちに助けを求めるものの、誰一人として傍観しているだけだった。そんなに面倒事に巻き込まれたくないのか。
しかも合掌してる奴までいるし。どうなってんだよこのクラス。

「ほら、アリア。行こっ?」

──そうして、水無瀬凪優がアリアを強制連行した数分後。アリアの断末魔に等しい叫びが響き渡ることになるのだが。
それを少なからず耳に入れたクラスメートたちと張本人であるアリアは、水無瀬凪優を怒らせたらマズイのだ、と改めて認識したのだ。

続くんだよ 
 

 
後書き
葵  「さて、いかがだったでしょうか」
理子 「あー・・・今回が本編初登場だったから、すっごく緊張した」
葵  「へぇ・・・・理子でも緊張するんだ」
理子 「あおちーは理子の事どう思ってるのかな?緊張くらいするよ!!」
葵  「その割には何時もどおりだったじゃん」
理子 「いやいや。書いてないけど、なゆなゆが寝ている間にあったの!」
葵  「え、ナニが?」
理子 「おい、待てや。『ナニ』をカタカナにすんじゃねぇ!!」
葵  「なんで裏理子出てんの?」
理子 「葵がとんでもない事言い出しかねなかったからだ!!」
葵  「わー。そんな事想像するなんて・・・理子、お前ってやつは・・・」
理子 「遺言はそれで良いんだね?良いんだな」
葵  「えっと・・・・それ取り出して何やってんのさ。ちょっとしたジョークなのに」
理子 「Various shul shagana tron・・・・」
葵  「え?聖詠・・・??そして、シュルシャガナ・・・・だとぉ!?(某司令官風」
理子 「(・x・)コロヌ」
葵  「勘弁してよ!!もう!!Zeios igalima raizen tron・・・」
理子 「死ねぇ!!」
真優香「やなこった!!!」

この後、戦闘勃発であとがき中止・・・・。

結果的に天羽々斬(凪優)によって粛清されたあとがき④ 完 

 

第004弾 凪優とキンジとアリア

 
前書き
凪優 「皆様、こんにちは。この物語の主人公で『氷天の魔女』、水無瀬凪優です」
夾竹桃「皆様、こんにちは。この物語で一度黒幕になる『魔宮の蠍』、夾竹桃よ」
凪優 「・・・・本名、言わないのね」
夾竹桃「いいじゃない。私の本名なんて些事なことよ」
凪優 「そういうもんかねぇ・・・モモ」
夾竹桃「そういうものよ。って、いきなり、渾名で呼ばないで頂戴。崩れるでしょう?」
凪優 「『崩れる』って何がよ」
夾竹桃「私の威厳とかその他諸々よ」
凪優 「ハイハイソウデスネー」
夾竹桃「興味無くなった途端に棒読みは無いんじゃないかしら?」
凪優 「だって、マジでどうでもいいじゃん」
夾竹桃「・・・・・・・・・書類仕事増やすわよ?」
凪優 「なんでや!巫山戯んな!私を胃潰瘍にする気か!?」
夾竹桃「なったらなったで、ブラドの世話になればいいじゃない」
凪優 「嫌だよ!アイツ、私が入院する度に溜息付いて『いい加減にしろよ』とか言うんだよ!」
夾竹桃「・・・・・・・貴女、一体どれだけ入院してるのよ・・・・(呆れ」
凪優 「え、えーと・・・・・月に3回くらい・・・??」
夾竹桃「10日に1度って・・・・。それは言われるのも当然だわ」
凪優 「だからこれ以上入院したくないの!!」
夾竹桃「入院したらしたで貴女の場合、お兄さんが直ぐに駆けつけるでしょうね」
凪優 「その通りだよ!!それも仕事ほっぽり出して!!」
夾竹桃「良い兄妹愛じゃない」
凪優 「それでも程度ってもんがあるでしょうが!!悪目立ちし過ぎてんだよ!!兄さんは!!」
夾竹桃「あー・・・・(察し」
凪優 「御蔭で更に胃潰瘍併発して入院期間伸びるし、獅童さんから苦情の電話来るし・・・」
夾竹桃「どんだけ酷いのよ・・・・(呆れ」
凪優 「マジで酷い。こっちは恥ずか死しそうになるんだよ・・・・。モモも想像してみ?」
夾竹桃「何を想像するのよ・・・・?」
凪優 「今、私が言ったことを貴女と水蜜桃(みっちゃん)に置き換えるの」
夾竹桃「・・・・・・・・(想像中)・・・・・・確かに御免被りたいわね」
凪優 「でしょ?・・・・まぁ、積もる話も有るからタイトルコールの後で話そっか」
夾竹桃「そうね。今宵の話は長くなりそうだし、そうしましょう」
凪優 「じゃあ・・・・第004弾」
夾竹桃「凪優とキンジとアリア」
凪優桃「「どうぞ!!」」

今回は過保護な兄(姉)に悩まされる妹2人がお送りしたまえがき⑤ 完 

 
まるで怒涛の嵐と形容できる──とはいえ、実際にそうであったのだが──学校が終わり、放課後。
キンジと私はアリア絡みの一件による精神の疲れもあってか、寮の自室で休んでいた。アリアからの逃亡のために叩き起された瑠璃は、明日の朝まで休眠中である。何ともご苦労さんだ、と胸中で小さく労った。

といいつつも、実際に休んでいるのはキンジだけである。
私はリビングで、私は探偵科(インケスタ)鑑識科(レピア)から情報科(インフォルマ)に回ってきた、今朝の爆弾事件の教務科提出用資料を纏めていた。

そうして詳細を目に通していく。それが中頃まで過ぎた頃だろうか。おもむろに、キンジが口を開いた。

「なぁ、凪優……」
「ん? どうしたの? キンジ」
「今朝の事件について凪優はどう思ってるんだ?」
「『どう』って言われても……ノーコメントかしらね」
「ノーコメント? どういう事だ」

キンジは訝しみ、眉を顰める。

「だって犯人の目的・意図が不明だから。何もかもが不明。だからノーコメント。そういうキンジはどう思うのよ?」
「俺は……武偵殺しの模倣犯は爆弾魔かなって思ってる」
「爆弾魔か……」
「ああ。今朝の犯行の手口からしてそう考えるのが妥当だしさ」
「成程ね……」

──ピンポーン。

なんかチャイム鳴ってる気がするが、無視だ無視。まだ宅配業者来る時間じゃないし。

「……? どうしたんだ?」
「え、あっ……あはは。何でもない。続けて?」
「あ、ああ。……そうなれば」
「そうなれば……?」
「たまたま運悪く俺のチャリに仕掛けられたものと証明できる」
「『たまたま』で仕掛けないでしょ。幾らなんでも。爆弾魔だって狙い目絞ってるでしょうよ。それに対象がチャリて、みみっちくない?爆弾魔にしては」

──ピンポン、ピンポーン……。

誰か悪戯で連打してる阿呆がいるのだろうか。こんなもん無視だ。

「じゃあ俺個人を狙ったものと言いたいのか? 凪優は」
「まぁね。なんの恨みで……というか恨みが動機さえも不明だけどね」

──ピポピポピポピポピピピピピピピンポーン! ピポピポピンポーン!

インターホンは「太鼓の達人」じゃないんだよ。なんでそんな連打するんだよ。そんなに連打したってハイスコアなんて存在しないのに。
それに呼び鈴が五月蠅いったらありゃしない。これじゃ話どころじゃないやん。誰なのよ。一体。こんな事する阿呆は。

(##゜Д゜)イライラを必死に理性で抑えつつ、凪優はソファから立ち上がる。そして玄関まで数歩を数えてから、ドアを開けた。
直後、彼女の視界に入ったのは──記憶に真新しい、一人の少女。

「遅い! あたしがチャイム押したら5秒以内に出ること!」
「無茶言うなって……。ラピュタより短いのは有り得ないし、そして住人が出てくるまで待つの。それフツーだし一般常識」
「なによそれ……って、げぇ凪優!?」
「人を見ていきなり『げぇ!?』はないんじゃないの、アリア!? 失礼にも限度があるんだけど。それとももう一回OHANASHIする? 私は一向に構わないのだけど」

そう、神崎・H・アリア。朝のホームルームでの問題児であるからして、最終的には凪優に(シメ)られたのだが……どうやら、トラウマにはなっているようで。アリアは小さくたじろぐと、

「ごめん、それだけは本当にやめて。えっと……話は変わるんだけど、トイレどこ?」
「トイレなら右手の2番目の部屋」
「そう、ありがと。あとキンジ、居るんでしょ? トランクを中に運んどきなさい!」

礼を手短に言って小走りにトイレに入るアリア。かと思えば、リビングにキンジが居ることまで察知したのか、入りざまに叫び捨てた。
それを聞いたのか、キンジがリビングから歩いてくる。

「おい、凪優。勝手に神崎を家に入れるなよ……」
「あぁ……ゴメン。ノリでついつい迎え入れちゃったわ。そうそう、キンジもアリアのこと下の名前で呼んだほうが良いわよ」
「ノリで行動するなよ……。ってか、『トランク』って、どれの事だよ……」
「あれの事じゃないの?」

そう言って凪優は、玄関先に鎮座する明らかなブランド物のロゴ入りの、小洒落たストライプ柄の車輪付きトランクを指さす。
そのまま手をひらひらと翻しながら、凪優は平然と告げた。

「ちょっと、作業も進めなきゃだし部屋戻るわ。何かあったら呼んで」
「あ、ああ……」

そう言ってキンジと別れ、リビングにある資料を取りに行って自室に戻る。
えっと……今朝の爆弾事件の報告書上がったら、次は戦姉妹(アミカ)制度とクエスト関連の資料制作だっけか。まさか、戦姉妹(アミカ)制度の生徒側主任──という名の副監督に就任するとは思わなかった。

そして、クエストの受注受け取りとランク毎に分類・開示する作業も頼まれるとは思わなかった。私、この年齢で早くもワーカーホリックになりつつある現状である。

だが、文句を言って仕事が減るわけでもなく、寧ろ増えそうなので、ここは頑張るとしよう。
暫く作業に集中して……ようやく一段落したのでデスクで背伸びを一つ。
そして時計を見る。デジタル方式の電波ソーラーの時計の時間は、16時42分を表示していた。

「もうこんな時間か……」

そう呟き、リビングに向かう。もうそろそろ宅配業者が来る頃だろう。私がリビングに到着すると、アリアは窓周辺を陣取るなり──

「キンジ、凪優。あんた達、あたしのドレイになりなさい!」

──私とキンジがアリアの奴隷になれという爆弾発言を行った。
その言葉に思考停止する私とキンジ。

……え? は? ドレイ?? ……ありえない。パートナーならまだしも、何故に奴隷なん……。もういいや。考えるのは止めた。考えれば考えるほど鬱になってきそうだ。だから……思考放棄でいいよね。うん。

「ほら! さっさと飲み物くらい出しなさいよ! 無礼なヤツね!」

無礼者はどっちなのよ……。全く。そして客人が偉そうにするんじゃねぇ。イラッと来るんだよ。

「コーヒー!エスプレッソ・ルンゴ・ドッピオ!砂糖はカンナ!1分以内!」

更に私のイライラが募るようにアリアの無茶振りである。

「1分以内って無茶言うなって」

私は怒りを通り越して呆れの境地だったので、大きな溜息を吐きつつ、口を開いた。

「何でよ!?」

私の言葉に不満だったのか、アリアが喰ってかかる。

「カンナが今切らしてて宅配便が来ないと無い。あと、豆挽く所からするから1分以上かかる」
「あ、そう。じゃあなるべく早くね」

私のぐぅ正論にイマイチ納得していなかったようだけど、一応納得して引き下がるアリア。

──ピン、ポーン……。

「宅配便でーす」

そして、それを見計らったかの様に来る宅配便である。

「はーい」

デフォな返しをしつつ、リビングから玄関に向かう私。
そして、扉を開ける。そこには19歳くらいだろうか。そんなに私と年齢は離れていない女性配送員が居た。

「こちらにハンコかサインを……」

宅配便のおねーちゃんは受取伝票の記入を私に求めた。

「あ、はい」

受け取り受諾の記入箇所に、玄関に備え付けていた「宅配便受け取り専用」の判子を押す。

「毎度ありがとうございました!」
「ご苦労様ですー」

荷物を私が受け取り、ベターな挨拶を交わした後、宅配便のおねーちゃんは去っていった。

「じゃあ数分待ってて。アリア」

ズッケロ・ディ・カンナ(zucchero di canna)(キビ糖)の業務用袋が入った段ボール箱を抱え、キッチンに向かう私。
一応、アリアへと了承の意を確認しておく。

「うん」

アリアの了承得たし、早速作るとしよう。アリアは「通常の2倍程度の大量の水で抽出」する『エスプレッソ(Espresso)ルンゴ(Lungo)』か、「通常の2倍程度の量の豆を使用」する『エスプレッソ(Espresso)ドッピオ(Doppio)』がご所望だったな。

……よし、今回はドッピオの方にしますか。

先ずは豆の準備だ。今回は「アラビカ種6:ロブスタ種4」の配合率な「クィートエスプレッソバー」にしよう。この豆はクレマたっぷりの濃厚でしっかりした味わいが特徴だ。

この種類は「フルシティーロースト」と呼ばれる焙煎が成されている。
「フルシティーロースト」。この焙煎は酸味がなくなり、焦げ臭さも強くなるのが特徴である。「炭火焼珈琲」に使用される豆と同じ程度の焙煎度といえば解るだろうか。

豆が決まったら、次は豆を挽く作業に移る。エスプレッソを淹れるにあたって、この豆を挽く作業が一番重要なのだ。この作業で完成品のエスプレッソの味が決まるといっても過言ではない。

「グラインダー」呼ばれる機械で豆を挽いていく。今回淹れるのはエスプレッソだから、粒子の大きさが白砂糖程の大きさになる「極細挽き」が良いだろう。

豆を挽き終わったら、粉が新鮮な状態なうちに、エスプレッソマシンの「ポルタフィルター」と呼ばれるフィルターに詰める「ドーシング作業」。
詰め終わったら、ホルダーの側面を軽く手の平で叩き、粉を水平に慣らすという「レベリング」作業だ。
慣らしたら、「タンピング」という作業に入る。

「タンパー」と呼ばれる重しでホルダーの上から真っ直ぐに力一杯押す。
タンピングが終わり、ホルダーのヘリに付着している余分な粉を綺麗に払う。

次にエスプレッソマシンの抽出ボタンを押して湯通しをしておく。
湯通しが終わったらホルダーをマシンに優しくセットする。
優しくセットしないと今までのタンピング作業が水泡に帰す事になるので、注意せねば。

ホルダーの下部にカップをセットし、マシンの抽出ボタンを押す。
ボタンを押して4~5秒位でとろりとした液体が出始める。
そして徐々に濃い茶色だったものが淡い茶色になっていく。大体、ボタンを押してから30秒後、抽出が完了し、「エスプレッソ・ドッピオ」の完成だ。

完成したエスプレッソに「ズッケロ・ディ・カンナ(zucchero di canna)」を添えてアリアの下に配膳する。

「ほい。お待たせ。エスプレッソ・ドッピオね。」

アリアは差し出された「エスプレッソ・ドッピオ」を受け取り、口にする。

「ありがと・・・・・美味しい。凪優は淹れるの上手いわね」

私の淹れた珈琲はアリアに大絶賛だったようだ。

「まぁ、毎日コーヒー淹れてるしね。貴族様の口に合って良かったわ」

私もそう言って、先ほど淹れた珈琲を口にする。

「なぁ、凪優、何でアリアが貴族だって解るんだ?」

キンジが珈琲カップ片手に私に尋ねた。

「まぁ、以前調べたことあったし。あと雰囲気」
「ねぇ・・・二人共」

私とキンジの会話を遮るようにアリアが発言した。

「どうしたのよ、今度は」
「おなかすいた」

アリアの言葉に私は時計を見る。壁の時計の時刻は17時46分だった。

「あー、もうそんな時間だっけ。今から作るわ。夕食」

私は夕食を作るべくキッチンに向かう。

「ねぇ・・・・」

キッチンに向かう私をアリアが呼び止めた。

「今度は何?」
「凪優ってももまん作れる?」
「え、ももまん?そりゃ、作ったことあるし作れるけど……」
「じゃあ、あたしそれ食べたいな。作って」
「はいはい。じゃあ今日は中華かしらね?」

私は返事をし、キッチンに向かった。先ず、ももまんから作ろう。だって、発酵に1時間くらい要すし。ももまんの材料は薄力粉100g、ドライイースト1g、砂糖10g、水50ml、餡(蓮の実餡)200g(※分量4個分)だっけか。

今回はアリアもいるし、400個くらい作っとけば十分っしょ。
先ずはふるった薄力粉、砂糖、ドライイーストに水を少しずつ加え、生地が滑らかになるまでしっかり捏ねる。

次に400等分にして薄く広げた生地に、400等分にして丸めた餡を乗せて、桃型に包む。この作業が私は結構楽しくて、至福な時だったりする。

食用色素等(分量外)で薄く色を付けてから霧吹きをして、1時間ほど発酵させる。
発酵させてる間に他の料理を作る。

今日のメニューは麻婆豆腐・海老点心・小籠包・中華ちまき・胡椒餅(フージャオピン)棒棒鸡(バンバンジー)青椒肉絲(チンジャオロース)・焼餃子・乾燒蝦仁(エビチリ)・酸辣湯・杏仁豆腐・芒果布丁(マンゴープリン)、それにももまんである。

かなりの品数だが、私にとってはどうってことない。これより多い満漢全席を一人で作ったことあったからね。ただ……コンロが2つだと捌ききれないので、あの手を使う。

私はキッチンのガスコンロ横にある部屋の扉を開く。その部屋にあったのはガスコンロ46個。ただそれだけである。
そう。この部屋は「ガスコンロ部屋」である。
この部屋は当初はなかったが、依頼報酬でタダで増設してもらったのだ。

因みに、それと同じく依頼報酬で「燻製部屋」と「石窯」と「冷蔵庫部屋」と「発酵部屋」も増設してもらった。
今回は「発酵部屋」と「ガスコンロ部屋」を駆使して夕食を作ろうと思う。さて、ここからが本番だよ……。

1時間半後、全てが完成し、夕食となった。
ただ……あまりにも作り過ぎてしまった為、とてもじゃないが3人で食べきれる気がしない。

なので、理子・白雪・武藤・不知火・文ちゃん・蘭豹・綴・ゆとり先生も呼んだ。
そして、皆で私が作った満漢全席に舌鼓を打ったのであった。

余談だが、アリアは1人でももまんを100個食べていた光景に皆がドン引きしたのは今日ここだけの話である。

続くんだよ。 
 

 
後書き
葵 「皆様、お久しぶりです。今回はいかがだったでしょうか」
理子「今回は結構加筆修正多かったね。あおちー」
葵 「おーよ。かなりの修正箇所の多さだったわ」
理子「そういえばさ、あおちー」
葵 「何?」
理子「あおちーは普段、珈琲とか淹れるの?」
葵 「え?リアルじゃ全くしませんけど?」
理子「( ̄□ ̄;)!!!?」
葵 「うん。マジもマジ。そもそも珈琲自体あんま飲まないし」
理子「じゃあ、何でこんなに詳しい描写できたのさ!?」
葵 「そんなのググったに決まってるでしょ」
理子「じゃあ、それ書く時って・・・」
葵 「お察しのとおり、頭パンクしそうだった・・・・」
理子「やっぱり・・・・。慣れない情報ばっかりだもんね」
葵 「全く知らん情報や語句のオンパレードだしぃ・・・・」
理子「・・・・ん?ちょっと、ちょいストップ!あおちー!!」
葵 「え?」
理子「このままだと、この後書き、あおちーが延々と愚痴るだけになってしまうよ!?」
葵 「・・・あっ・・・・・」
理子「だからさ、此処は一度〆めよう?ね?愚痴は後で聞いてあげるからさ」
葵 「あ・・・うん・・・そうだね」
理子「この話を読んでくれて、更に評価してくれている読者様にも感謝感激雨霰だよ!皆のこの話を読んでの評価であおちーは執筆頑張れるから、今回も、次回以降も読んでくれると嬉しいなっ!」
葵「私のモチベーションと集中力次第で次回の投稿時期が未定となっております。ですが、次回もなるべく間隔が空かないように頑張りますのでよろしくお願い致します」
花梨「と、言う訳で、これからもよろしくお願い致します!」
理子「それでは、また次回」
葵 「このあとがきの場所でお会いしましょう。それでは・・・・」
3人 「「「ばいばいっ!!!」」]
葵 「なんかまた一人増えた!?」
花梨「だって出番少なくてヒマなんだもん」
理子「またそんな理由!?」
葵 「ってか、毎回ここに来るの?」
花梨「うん。ってかレギュラーになっても良いよね!!」
葵理「えぇ!?Σ(゚д゚lll)」

まさかの花梨(瑠璃神)のレギュラー出演化が決定したあとがき⑤ 完 

 

第005弾 凪優とキンジとアリア@Night

 
前書き
結衣 「久々の私です」
翠  「そして久々のアタシだ」
結衣 「・・・・・・・なにこの始まり方は」
翠  「知らんがな。お前が発端だろうが」
結衣 「ホントに前回サボったのに出番あって良かったわ」
翠  「ホントにな。よくもまぁもう一度巡ってきたわけだ」
結衣 「次サボタージュしたらどうなるんだろう・・・・・」
翠  「さぁ・・・・・どうなるんだろうな」
結衣 「怖いね」
翠  「だな」
結衣 「・・・タイトルコールしちゃおうか」
翠  「そうだな。第005弾」
結衣 「『凪優とキンジとアリア@Night』」
結衣翠「「どうぞ!!」」

体育座りしてそうな2人がお送りしたまえがき⑥ 完  

 
「・・・・ていうかな、『ドレイ』ってなんなんだよ。どういう意味だ」
強襲科(アサルト)であたしのPT(パーティー)に入りなさい。そこで一緒に武偵活動するの」
「・・・要は『パートナーになれ』ってこと?・・・・なら、私は別に構わないけど」
「ホント?引き受けてくれるの?」
「ええ。嘘はつかない。別に強襲科(アサルト)で他のPT(パーティー)に加入する予定はないし」
「ありがと。・・・・・で、キンジの方はどうなの?」
「何言ってんだ。強襲科(アサルト)がイヤで、武偵高で一番マトモな探偵科(インケスタ)に転科したんだぞ。
 それにこの学校からも、一般の高校に転校しようと思ってる。武偵自体、辞めるつもりなんだよ。それを、よりによってあんなトチ狂った所に戻るなんて―《《ムリだ》》」
忘れているのか、キンジよ。私も(情報科(インフォルマ)と兼科の)強襲科(アサルト)所属なんだけど?
まぁ、『トチ狂った所』に関しては全否定できないけど。
「あたしにはキライな言葉が3つあるわ」
「聞けよ人の話を」
「『ムリ』『疲れた』『面倒くさい』。この3つは、人間の持つ可能性を自ら押し留める良くない言葉。あたしの前では二度と言わないこと。いいわね?」
そう言ってアリアは87個目のももまんをはむっと食べて、指についた餡を舐め取った。
しかし、アリアの食べっぷりは見事だ。
こうも美味しく食べてもらえると作り手の冥利尽きるって物だ。
「キンジのポジションは―そうね、あたしと一緒にフロントがいいわ」
「私は・・・・?」
「凪優は・・・臨機応変にかしらね。だって未知数すぎるもの」
「そう・・・・。」
「よくない。そもそもなんで俺なんだ」
フロント・・・フロントマンとは武偵がPT(パーティー)を組む際における前衛のことで、負傷率が断トツに高い危険なポジションである。
「太陽は何故昇る?月は何故輝く?」
また、いきなり話が飛躍してるな・・・・。
「キンジは質問ばっかりの子供みたい。仮にも武偵なら、自分で情報を集めて推理しなさいよね」
子供みたいななりのアリア(あんた)だけには言われたくないな。
「〈うん。まったくもって同感〉」
「あら、もう大丈夫なの?」
「〈大方回復してるから無問題(モーマンタイ)〉」
「ネタ古・・・・」
「〈わかってるっての。言うなし〉」
どうやら、アリアの会話手法に気づいたキンジは対話手法を変えた。
「会話のキャッチボールが成り立たないのでこちらも要求を単刀直入に突きつける」的な感じで。それ故かキンジの話す態度も少し横柄になっていた。
「とにかく帰ってくれ。俺は1人で居たいんだ。帰れよ」
・・・・私はどうしろと?私も出て行けと?
「〈今の場合は凪優は対象外だし気にしなくてもいいでしょ〉」
そっか一安心・・・・・。
瑠璃の言葉に安堵する私。マジ焦った・・・・。
「まぁ、そのうちね」
「『そのうち』って何時だよ」
「キンジが強襲科(アサルト)であたしのPT(パーティー)に入るって言うまで」
「でももう夜だぞ?」
「何が何でも入ってもらうわ。《《私には時間が無いの》》。うんと言わないなら―」
「《《私には時間が無いの》》。」・・・・・??
何か引っかかるな・・・・。後で兄様に連絡しておくか。
「〈ねぇ、どうかしたの?凪優〉」
「え!?あ、ううん。何でもない。どうかしたの、瑠璃?」
「〈ああ。今、私はとてつもなく嫌な予感がするんだが・・・・・〉」
「奇遇ね。私もそんな気がするわ。瑠璃」
「言わねーよ。なら?どうするつもりだ。やってみろ」
毅然とした態度で断り、煽るキンジ。
「〈なぁ、凪優。アイツは莫迦か?とてつもない阿呆か?〉」
「言うな。思ってても黙ってた方が良い」
「アリアは大きな眼でぎろりとキンジを睨み、
「言わないなら、泊まっていくから」
私の中で考えうる最悪な答えをアリアは言い放った。
私は最早溜息しか出なかった。瑠璃も同様である。
キンジは頬が痙攣を起こしたかのように引きつっていた。
「ちょっ・・・・ちょっと待て!何言ってんだ!絶対ダメだ!帰れ・・・うぇっ」
ぅおい!何リバースし(吐きかけ)てるの!?汚いし、掃除も大変だし、するなよ!?
したら〆るかんね!?
「〈必死だね・・・・・〉}
「当たり前だ!」
なんとかリバースせ(吐か)ずに済んだ・・・・。
一安心・・・・。
「五月蝿い!泊まっていくったら泊まっていくから!長期戦になる事態も想定済みよ!」
m9っ`Д´) ビシッ!!
と、玄関のトランクを指さしつつ、キンジを睨みキレ気味に叫ぶアリア。
やっぱり宿泊セットだったのか。トランク(アレ)
「やはりさっきの言葉の意図に答えが・・・・?」
そう考えていたら、
「―出てけ!」
キンジではなく、アリアが何故かその台詞を発していた。
「な、なんで俺が出て行かなきゃいけないんだよ!ここはお前の部屋か!」
「分からず屋にはおしおきよ!外で頭冷やしてきなさい!暫く戻ってくるな!」
なんか喧嘩が始まっていた。
もう、勘弁せぇよ・・・・・・・。
「〈どうにかしないの?凪優〉」
「仕方無い・・・・・・。」
そう言ってアリアの背後に行き、首根っこを掴んで空き部屋にぶん投げる。
ぶんっ!
ぼすっ!
クッションに着地したのを確認し、その部屋の扉を閉める。
「ちょ、いきなり何すんのよ!」
「煩い。自業自得だ。てめーもそこでしばらく頭冷やしてろ。時間になったらそこから出してやる。いいな?」
「・・・・・・・・・はい」
私の怒気に気圧され黙るアリア。
「キンジはこれ持って2時間ほど外出してこい。」
そう言ってキンジに(キンジの)財布とケータイを投げ渡す。
「あ、ああ・・・・・。」
そう、釈然としない返事を返し、外に出るキンジ。
「・・・・ったく、もう・・・・・」
キンジを見送り、深い溜息をつく私だった。

✽✽✽✽✽✽

続くんだよ 
 

 
後書き
葵 「さて、いかがだったでしょうかっと」
理子「ここでは久々だよね。理子達って」
花梨「そりゃそうだよねー。復旧後1発目だもん」
理子「今回から最後の方だけじゃないんだね、るーりん」
花梨「うん。あとがきでレギュラーに昇格したからね」
理子「おろ、何時の間にしたのさ。あおちー」
葵 「結構最近出てるしもう、レギュラーでイイでしょ的な?」
理子「ノリだったんだ・・・・・」
花梨「葵ってばよくその場のノリで行動すること多いよね」
葵 「言わんといて」
理子「それを無計画というんじゃないかな」
葵 「わかっとるわぃ。言われると余計凹むっての」
花梨「凹まれると厄介だし最後の挨拶行こっか、理子ちゃん」
理子「そだねー、るーりん」
花梨「この話を読んでくれて、更に評価してくれている読者様にも感謝感激雨霰です。皆のこの話を読んでの評価で葵は執筆頑張れるから、今回も、次回以降も読んでくれると嬉しいです!」
葵「私のモチベーションと集中力次第で次回の投稿時期が未定となっております。ですが、次回もなるべく間隔が空かないように頑張りますのでよろしくお願い致します」
理子「と、言う訳で、これからもよろしくお願いなんだよ!」
花梨「それでは、また次回」
葵 「このあとがきの場所でお会いしましょう。それでは・・・・」
3人 「「「ばいばいっ!!!」」]

今回はまともなあとがき⑥ 完 

 

第006弾 平穏なき夜 Side_Nayu

 
前書き
結衣 「おひさー。姫神結衣だよ!」
翠  「久しぶりだな。翡翠・・・基、椎名翠だ」
結衣 「このリメイク版もやっとできたんだね」
翠  「筆者のモチベーションが上がってこなかったんだから仕方ないだろう」
結衣 「葵のせいか・・・。葵だし仕方ないよね」
翠  「おま・・・大丈夫か?そんな事堂々発言して」
結衣 「大丈夫でしょ。どうせ(自虐)とか表記してネタにするだろうし」
翠  「( ゚д゚)ハッ!・・・どうだかな」
結衣 「え・・・?どゆこと?」
翠  「葵はさ、『お前だけには言われたくない』って言ってたぞ?」
結衣 「・・・・・マジ?」
翠  「マジで。このまんまだと出番減らされるぞ。まぁ・・・その前に」
結衣 「『その前に』って何があるのさ!?」
翠  「水牢は確定だろうな。・・・・・4時間」
結衣 「・・・・・/(^o^)\」
翠  「\(∵)/オワタしてるんだったら、早よ謝ってこい。タイトルコールは私がやっとくから」
結衣 「( ゚д゚)ノ ヨロ」

~結衣退場~

翠 「『第006弾 平穏なき夜 Side_Nayu』、どうぞ!!」

結果は水牢8時間の刑になった結衣と知ってて言わなかった翠がお送りしたまえがき⑦ 完 

 
「ねぇ凪優、もうそろそろ依頼に出る準備しとかないと・・・・」
休眠を終えて、回復した瑠璃が花梨の姿で実体化し、私に準備を促した。
花梨の方はもう準備完了のようだ。
「あっ、もうそんな時間か・・・・。だったら、行く前に白雪にメール送っておかないと」
私はS研の授業が終わったであろう白雪にメールを送るべく、スマホを取り出す。
今から行く依頼終了後は教務科に提出する仮報告書をゆとり先生の所に持って行って、その後蘭豹と綴先生のおつまみ作り、それが終わったらクエスト掲示板の更新作業、それと同時進行で報告書作成、戦姉妹関係の書類まとめ・・・・と、書類仕事中心に仕事が山積みである。
「・・・・・・何気にワーカーホリックだよね。凪優って。まだ学生なのに」
花梨が私の考えを察したのか呆れた表情でそう言った。
「そういうのは言わない方がいいのよ。経験上。ま、胃薬が要らないだけマシだわ」
今のところ、胃薬を服用するレベルまで行っていないので助かっている私である。
「いや・・・・それが基準なの・・・・?」
私の論に溜息の花梨。
「重要よ、結構。だってさ、結衣が居た時なんてさ・・・・」
「待って、待って。愚痴なんか聴きたくないから、私。凪優は時間ないんでしょ!白雪にメール送るんならさっさと送ったらどうなの?」
「むぅ・・・・花梨、なんなのその言い草は。・・・・言われなくてもわかってるわよぅ・・・」
私は白雪宛てにメールを作成する。
今みたいに明日の朝食が作る余裕が無い時にヘルプしてくれるのって、私的に超有り難い。
それを嫌な顔をせずに引き受けてくれる白雪はマジでネ申..._〆(゚▽゚*)
全くもって『ゆきちゃん様々』である。

〉白雪、S研の授業終わったの?

私が一文メールを送信。

〉うん。今終わったところ。どうしたの?

すると、瞬時に既読が付いて、直様に白雪からの返信が来る。

〉ちょっと今から依頼あってさ、明日の分の食事とか頼めないかな?と思って。

私も直ぐに既読してからの返信を送信。

〉うんいいよ。明日の朝と昼の分でいいよね?

先程の返信到着より早い今回の返信到着である。
文字数的に今回の方が多いのに返信到着が早い・・・・・。
謎だ・・・・。

〉そうそう。その2食で大丈夫よ。何時もアリガトね、白雪

私が日頃のお礼も込めての一文を送る。

〉お礼なんていいよ。作って直接持っていこうかなって思うんだけど・・・

と前回の返信より文字数が多い一文が前回より短い時間で来た。
文字数と返信時間の短縮が比例してるってΣ(゚Д゚)スゲェ!!わ。

〉( ゚Д゚)ゞ リョーカイ!!
 今日はおつまみ作りやらなんやら有るから2時間くらい掛かるかも。
 それくらいの時間だと大丈夫かな。

少し長い文章を送る。顔文字付きで。

〉わかったよ。
 今から2時間半後位に凪優ちゃんとキンちゃんのおウチの方に持ってくね。
 凪優ちゃん、お仕事頑張ってね!(#  ̄ー ̄)〇

私の送ったメールと同じくらいの文字数のメールが顔文字付きで先程の返信より短い時間で送られてきた。
顔文字付きでしかもさっきより短い時間で送るとか白雪さん、マジでやりおるわ(;゚Д゚)!

「凪優ー?遅刻したらシャレにならないよ?」
私のメールが中々終わらないので花梨が催促した。
「わかってるって、花梨。じゃあ行くか・・・・」
私は既読の終わったスマホをしまい、リビングを後にする。
「うん!あ、凪優、アリアに一声掛けておいた方がいいんじゃないの?」
リビングを後にする私の横でキッチリ腕をホールドしている花梨が私にアドバイスを送る。
「・・・・そうね。そのほうがいいわね」
私は花梨の助言に従い、ぶん投げたアリアに一応声はかけておく事にした。
「アリア、少しは頭は冷えた?」
「・・・うん」
私の問い掛けに一言だけ帰ってくる。
私の機嫌を損なわぬように考えた結果だろう。きっと。おそらく。メイビー。多分。
「そう・・・・。今から私は依頼があるから行ってくるから。その間にお風呂でも入っちゃいな」
私は伝言を手短に済ます。
「・・・わかった」
アリアから了承の返事が返ってくる。
「じゃあ行ってくるね」
「・・・・いってらっしゃい」
ぱたんっ
アリアからの「いってらっしゃい」を聞いてから私はドアを閉めた。
「どうだった?アリアの方は」
花梨が心配そうにアリアの様子を私に尋ねた。
「ま、大方大丈夫でしょ。時間経てば元通りよ」
私は「心配ない」と花梨に答える。
「そっか・・・・」
花梨はどこか安堵したような表情だった。
「いい加減に行きましょ?依頼者待たすのは流石にマズイからね」
「そう・・・だね・・・」
私の言葉に花梨は頷き、私達は依頼者の下へ急いだ。


私が愛車のカワサキZZR1400(2008年仕様)を走らせること、7分。
この地元で結構有名な建設会社、『旭翔建設』に到着した。
ビル内に入り、受付を済ませて最上階の会議室に行くと、
その会社の社長・旭野(あきの)將文(まさふみ)(26)が上座に着席していた。
私はその対の席に着席する。
「今日も来てくれてありがとうございます」
「いえいえ。依頼ですし」
「依頼とはいえ、此方が助かっているのも事実ですよ」
「そう言ってくれると私も嬉しいですね。で、この資料にあるのが・・・・?」
「はい。此処が今日の対象です」
「成程。確かにこれはお灸を据える必要がありそうですね」
「引き受けてくれますよね?」
「ええ。少しお話してきますね☆」
「よろしくお願いします」

依頼者である社長と事前の打ち合わせを終わらせ、会議室を後にする私。
旭野さんには裏の顔がある。
その一面とはこの辺周辺のヤクザを締める元締め。
大半の団体は素直に従うが、その中には偶に彼の手に負えないやんちゃ団体がいるわけで。
その団体の粛清の依頼が私に来る。名指しで。
教務科の方もこの依頼を達成した際の報酬が破格と言う位に良いので「断ったら(・x・)コロヌ」状態。
その状況に「第9条あるだろ」と野暮なツッコミはしない。
旭翔建設ビルから徒歩数分。
目的地の「槇島組総合事務所」に私は到着した。
裏口から潜入とかはしない。
もう真正面からの突破。
に決まってるじゃないですか。
「毎度でーす」
挨拶した私を迎えたのは
「ザッケンナコラーッ!」
「スッゾコラー!」
「チェラッコラー!」
「ルルァックァラー!」
「ワドルナッケングラー!」
「ワメッコラー!」
「ドカマテッパダラー!」
ヤクザスラングを喚く構成員の皆様でした。
「えっと、少し O☆HA☆NA☆SHI しましょうか?」
とびっきりの笑顔で言い放つ。
もう、構成員の皆様には死なない程度に無事は保証しない。

✽✽✽✽✽

1時間半後、私はお話(物理)を終わらせて、旭野さんに報告し、次の目的地に向かっていた。
「今回の達成報酬も凄かったね・・・」
依頼が終わり、私と2人なので、実体化した瑠璃(花梨)が話し掛けて来た。
「確かに。『女子寮新棟の建設(工事費等は旭野さんの会社持ち)とトヨタFT86(新車)の進呈』だっけ」
私がその依頼報酬の内容を思い出す。
「相変わらずの破格っぷりだね」
花梨が苦笑気味に言った。
「うん。言うな」
これ以上突っ込むなと言わんばかりに私は返した。
「・・・・で、次どこだっけ?」
「蘭豹とゆとり先生のところ」
「あ、そう・・・・」
そう言って花梨は押し黙ってしまった。
以前、実体化してたら知らぬ間に蘭豹に目をつけられていたからな。
出会う度に戦闘を申し込まれてるから、おそらくは苦手意識があるんだろう。
蘭豹のしつこさ的な面で・・・・。

✽✽✽

ぴんぽーん
蘭豹とゆとり先生が暮らすシェアハウスの呼び鈴を鳴らす。
「はいはーい。どちらさまですかー?」
「私です。水無瀬凪優です」
「あ、水無瀬さん。いらっしゃい」
私を出迎えたのは担任教諭の高天原ゆとり先生だった。
ほんわかして、武偵校の教師には不向きだと思う事無かれ。
その実、「血濡れ(ブラッディー)ゆとり」の異名を持つ元・凄腕傭兵なのだ。
過去に私もガチで闘った事があるのだが、あれ程の猛者は居なかったと断言できる。
「おう、来たか。さっさと作れや」
私の存在に気付いた蘭豹が「肴を早よ作れ」と催促する。
「了解です。キッチン借りますね?あ、あとゆとり先生これ・・・」
「あ、さっきの依頼の仮報告書ね?」
「はい」
「わかりました。これは預かっておきますね」
「おねがいします」
ゆとり先生に先程の依頼が随分早く終了し、時間が余ったのでその時に作った仮報告書を渡す。
その後、私は蘭豹先生の酒のつまみを作り、帰宅した。
そのおつまみは蘭豹とゆとり先生が取り合いになり、喧嘩に発展し、更に全部食われた怒りで乱入した綴で大乱闘が勃発する位に大絶賛だったそうな。

✽✽✽✽✽✽

続くんだよ。 
 

 
後書き
葵  「さて、如何だったでしょうか・・・・っと」
理子 「前のリメイク版投稿した時からすんごい空いたね」
花梨 「ざっと、2.5ヶ月位は確実に空いてるよね」
理子 「その間って何してたのさ」
葵  「んーと、他の作品書いてたり、リメイク元の方に最新話投稿してたりしてた」
理子 「完全にサボってたわけじゃなかったんだね」
花梨 「それでも、筆は乗ってなさそうだけど・・・・・葵って気紛れ酷いし」
葵  「うぐぅ・・・・花梨の言うとおり何ていうかな。・・・・モチベの問題もあるわ」
理子 「やっぱりあったんだ・・・・・」
葵  「まーね。1話書き上げて投稿した後しばらくはモチベ上がんねぇのよ」
理子 「燃え尽きてんじゃんか・・・・ソレ」
花梨 「再点火(イグニッション)するのにも相当時間掛かるんだよね」
葵  「そうそう・・・・翌日ならかなり早いほうだしな」
理子 「それじゃあ・・・・この次のお話のリメイク作業、早めに完了頼むよ?」
葵  「・・・・・きっと、多分、めいびー」
花梨 「(゚Д゚)ノ」
葵  「ナンノコトカナァー(棒」
理子 「うわ、あからさまだ」
花梨 「駄目だ・・・・・早く何とかしないと」
葵  「そんなことよりミスラと・・・・じゃなかったわ」
理子 「何故にミスラ?」
葵  「タイプミスをそのまま使っただけ。意味はない」
花梨 「ねぇ・・・・謝辞行かないの?」
葵  「おっと。そうだった」
理子 「忘れてた(。・ ω<)ゞてへぺろ♡」
花梨 「酷いね。貴女達」
葵  「えっと・・・・この話を読んでくれて、更に評価してくれている読者様にも感謝感激雨霰です。皆のこの話を読んでの評価で私は執筆頑張れますので今回も、次回以降も読んでくれると嬉しいです!」
理子 「あおちーのモチベーションと集中力次第で次回の投稿時期が未定なんだけど、次回もなるべく間隔が空かないように頑張るからよろしくなんだよ!」
花梨「と、言う訳で、これからもよろしくお願いします」
理子「それでは、また次回」
葵 「このあとがきの場所でお会いしましょう。それでは・・・・」
3人 「「「ばいばいっ!!!」」]

この作品も3年目に突入して最初のあとがき⑦ 完